よくよく考えてみたら、仮面ライダーアマゾンズの配信を見られる立場だったので、見てみたですよ。予備知識をほとんど仕入れていないので、巷のスチル情報にはアルファとオメガのトカゲ男しか出回っていないのが僕のその段階。本編を見たら、他の怪人というかクリーチャーも何種類か出ていたのですが、これがゴミ袋を解体して貼り付けたとしか思えない翼だったり交通安全用の安全帯でも纏ってんのか?な羽根だったりのとほほな素材感で、爆裂する変身よりもいけませんです。
赤いトカゲ男、つまりアマゾンアルファのコスチュームもビニール感ありありなんですが、昔はトカゲなのにタイツっとか思っていたあっちのほうが、今思えば逆に生物っぽく感じるのは、たぶん脳内記憶の精査によるモノなのでしょう。しかしマダラオオトカゲ(いまさらなんですが、そんな生き物いたの?)のあの斑模様を、アルファではなかなか巧みにアレンジしています。そういうところはデザインセンスが進化している。
だけどそれさえも昔の素材のベースがあってのことで、アルファ以外のクリーチャーのデザインは、モグラの鼻がドリルモチーフだとかコウモリの頭がデビルマン状態(コウモリ型)だとかそこだけ子供番組というところがまたとほほです。何度でも言いたい。初期のショッカー改造人間のクリーチャーぶりを全身着ぐるみのマッチョさでは再現できないんだよ。
あれだけぶち上げといてこの程度?といった感じですかねえ。
結局、(自主)規制の緩いメディアに移動して、対象年齢を上げただけでしょ、と言う。
いまのところ、新機軸らしきものは見当たりません。
にしても、薬、切れないとビーコン出さないギギの腕輪って何?
スポンサーがアレだからこのライダーなんでしょうけど、本来だったら「真 の第一章」でやるべきだったのかもしれません。