山形県のどこぞにあるはずの渓流に面した一軒宿「あづまや」は、浅野すずが実父に連れられて仙台から転居していた河鹿沢温泉の・・・という「海街Diary」の劇中に出てくる旅館です。が、原作漫画だとそこそこのコマ数で描かれていたような錯覚もあり(別エピソードで二度にわたって登場しているし)、映画の方をあらためて見てみると、ほんの数分しか出てこない、むしろ河鹿沢温泉駅の方が長く出ているのに、宿のロケに関してはなかなか手間がかかっています。
撮影に使われたこの旅館が実は山形県には無いという話はもう有名ですが、
「温泉行きたいですねー」
「家族の予定を突き合わせるとこの日取りだったよ」
「そんなわけで予約が取れたので乗せてって下さい」
という娘らや家内がお膳立てした一泊旅行の行き先がこの旅館だということを、「海街」を読んでいない、映画も観ていないあいつらが知る由もないのです。
・・・なにその変な才能!
ひでこさんに、某温泉の話をしたら、「あぁ、◯◯温泉だったらあそこだよね〜」と、一発で当ててました…(^^;;
さすが、温泉マイスターなおねいさんだ!
霰はあの岩風呂の深さに危うく溺れそうになったらしいです。