半分タイムリーで半分手遅れな、今号のスーパースージー誌のウエストウイン紹介記事。実はBLUEらすかるの積算走行距離60万キロについて書く予定でしたが、8月の入稿締め切り時点で「あっ、これ間に合わないじゃん」という天末となり、急きょ差し替え。よって場面は5月の第二戦(競技ページも第二戦が紹介されています)終了時点を書いています。TDAはすでに先月、第三戦が終了しており、状況も幾分変わってしまいました。
そこが手遅れのゆえんで冷や汗ものですが、この記事で後藤誠司選手のエスクードに施そうとしていた改良計画が、ボツになってしまったのです(おいおい)
だから「ここでは書けない」と記していますがばらしてしまいます。改良案とは燃料ポンプの交換。TDA4Wのポンプと入れ替えてみようというアイデアでした。が・・・
「雷蔵さん、TA51Wのポンプについて私なりに計算したんですが、あれGTR並みの数値持ってますよ」
島雄司監督からの連絡で、ちょっと検証討論してみました。J20Aもそうですが、H20AでもH25Aでも、この当時のエスクードはエンジン始動時にきわめて燃料消費が大きく、するっと燃料計が動いています。寒冷時の冷機状態での始動性を高める設定だろうと考えていますが、なかなか強力なポンプと、インジェクションの組み合わせをECUが必死に制御しているようです。
だからこの時代のエスクードは、2000回転程度ならそこそこの燃費を維持しますが、3000から上で回せば言わずもがななのでしょう。しかしダートトライアルのタイムアタックの世界なら、ポンプの性能を最初から引き出してしまっても問題なしです。
ということは・・・
「わざわざ2400用のポンプ入れることもないですねえ」
・・・ああっ、もう思わせぶり原稿入れちゃったよ
ただし、これはほんとにここでも書けませんが、先週までにもっとすごい改良計画が動き出しています。来期にはそのモデファイが完了できるでしょう。いやー、ひやひやするわ。
古い車なので、燃料ポンプの劣化によるパワーダウンは可能性として考え
られますから、交換するという視点は間違いではありませんが、参考データ
を示しますと、私のTA01Rではエンジンスワップ後も純正ポンプで十分に
燃料が足りていましたよ。
まああちこちオーバークオリティーなところがあるから長持ちもするんでしょう。
昔の車というか、ものづくりの恩恵を受けています。
TDA第3戦にて壊れた?TA51Wの修復も完了し、足回り及びバ-ストした
左フロントタイヤの交換をやらないと!!JXCD広島戦は・・・なんと
今度の日曜日ではないか(汗)
ん? 台風の進路とまたしても合致してるんじゃないですか?
台風の影響はないのですが天気予報では、またもや雨・・・・
後藤君に対して、先日の「宿題」をどうにかしなさいってことでしょう。