Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

Team WESTWIN Warriors#101

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moto-westwin広島遠征のオチ編の予定でしたが一回延ばして、急きょMОTО編を割り込ませます。

ウエストウインはご承知のように四輪と二輪の双方を取り扱う販売・整備修理ショップです。これまで四輪の、四駆のレースについて特化して紹介してきましたが、オートバイショップとしての実力も高いのが同店。Team WESTWIN Sportsとしてレース活動を展開しています。担当は元ロードレース国際ライダーきねずかじろうさんこと池田さん。

先日、Team WESTWIN Sportsは熊本県のHSR九州サーキットで開催された「2016ドリームカップフェスティバル第三戦」にエントリーしました。

ドリームカップフェスは、一般市販車を使用した初心者からベテランまで楽しめる参加型スプリント&耐久ロードレース。スプリントレースのSОクラスに2台が送り込まれました。このクラスはスポーツオープンと呼ばれ、排気量オープンの市販スポーツ車が対象。参加台数により、スーパースポーツとスーパーネイキットに区別される排気量・改造のオープンカテゴリーです。

「経営を任されてから二輪のレースに顔を出すのは初めて。私、二輪自体かなり久しぶりの観戦だったので、うちのチーム体制のしっかり度にあらためて感心させられました」

ここでは社長の島雄司さんが、嬉しそうに言うわけです。モトレースの世界はピットワークの時点で見せ場が始まっているから、技術や技能だけでなく見せ方見え方も注目されます。泥だらけになって戻ってくるエスクードたちにも臨場感はありますが、コースに送り出す直前のバイクやライダーたちの姿は、おそらく四駆のギャラリーよりも若年層が、四輪よりも早い年ごろで目に触れる。そういった外側への意識を行き届かせているのがウエストウインなのです。用意されているマシンは、本来のウエストウイン・チームカラーでコーディネートされ、整然としたピットは緊張感だけでなく、得も言われぬ佇まいを見せてくれます。

スプリントレースは予選 が全クラス 10分間のタイムアタックを経て決勝。周回数は多くのクラスが12ラップです。で、残念ながらレース経過を知りませんのでSОクラス結果を聞きますと、

WESTWINsports 和田勝蔵選手(KawasakiZXー6R)Laps12 TotalTime14:57.101 BestLap1:13.378で優勝。2位とのタイム差は0.455秒でした。
もう一人、WESTWINsports・with久保山環境サービス 岩下賢治選手(YamahaYZF-R1)がTotal Time15:20.381 BestLap1:14.794、トップとの差23.280秒で3位(リザルト表では4位)に入賞しています。特に岩下選手は序盤で順位を落としたものの、気迫の追い上げで表彰台を勝ち取ったそうです。

「私が行ったから行かなかったからに関係なく、バイクのチームも一所懸命やってくれてます。むしろほとんどサポートもしていないことが申し訳ないくらいです」

島さん、よもや折衷でモタードなんかに触手を働かせたりしないだろうな?(しかも自分で出るとか)

ところでこの日(25日)の連絡をいただいた時、島さんから

「雷蔵さんのブログを読んで熱くなっているご婦人がいるので」

なななな、なんですとーっ!?

「7月のTDA観戦から連れて行ってもらって、前回(8月)のJXCDにもお手伝いに行きました。ブログを拝見したら、もうそのときの臨場感そのままで、こんなふうにバックアップされている人がいるのねと泣けてきました!」

いやはや恐れ入ります。ありがとうございます。そのうち島社長が「ブログを再編集して出版しましょう」と言ってくれるかどうかはわかりませんが、なんだかんだでこのコーナーは100を越えました。そのようなタイミングで熱い言葉を賜り恐縮しております。

4 Responses

バイクレ-スのピット作業風景は、この年齢で見ても
心がざわつきます(笑)
僕が現役レ-サ-だった時代は2ストが全盛の時代
OILが燃える匂い、チャンバ-マフラ-が奏でる高音サウンド

それがいまでは重低音で空気を振るわせる
それでも変わらない世界がここにはある。それがモ-タ-スポ-ツの
醍醐味のひとつなのでしょう。

ちなみに僕と同じ年齢のチームWESTWIN新人メンバ-の女性の方が
操る愛車はCBR750&クライスラ-TJラングラ-です!

  • 多少偏った意見と思っていますが、ヤマハとカワサキという今回のコンビネーションがユニークですよね。それこそふるーい物言いで言えば、どことなく女性っぽいヤマハと男っぽいカワサキというか(古い世代でもそうは言わないのか?)

    それにしても今やヤンチャボーイズのためのGPz400F(それさえももう古い?)の、銀色ワインレッドが美しいと思っていた時代からみても、バイクのシルエットは(レーサーという足し引きはあるにせよ)変わりましたねえ。

  • ここ10年でバイクの大きさが随分と小型化してきてますね~
    R1なんて1000ccですからね    小型=軽い
    KAWASAKI 600ccなんて僕が初めて乗った同じKAWASAKI Z400FX「二人鷹」と比べても
    FXの方が遥かに重くそして大きい(まぁ~40年近く前のバイクですから)

    さて今度の2日の日曜日はWESTWIN主催のダ-ト練習会
    もちろん先生はエスク-ドが壊れて走る事が不可能なG君!
    教えることの難しさを経験してもらいましょ(笑)

  • 80年代半ばまで、バイクは大柄でしたからね。
    パッケージの考え方やデザインに至るまで、バイクの方が車よりも洗練されて今に至るような気がします。なんというか、性能はともかく「これはだめだろかっこ悪くて」というのがなかなか出てこない。

    先生は自らの脚力を駆使して走る! ←それでクルマより速かったら次回はこれだね
    「熊鉄」みたいに教える! ←これはありそう