標高1000mより下でも紅葉が見ごろになってきました。といって紅葉見物で山道に出かけているわけではなく(写真撮ってる時点でうそつきだよね)、そういうところに用事があったりそこを通らないと相手に会いに行けないので、少し時間を前倒しして移動しています。林道であるがために林業や工事用の車両の往来があり、こちらも速度が落ちるためです。まあそのおかげで結果的に景色も楽しめるのですが。
ことしの台風10号による土砂災害も各地で影響を与えていますが、昨年9月の関東東北豪雨の爪痕がかなり大きい。あのときは茨城県や宮城県の河川氾濫に耳目を奪われていました。しかし山形県でも被害が出ていて、最上町の赤倉温泉なども内水氾濫で床上浸水に至ったそうで、温泉街を流れる小国川を遡って行くと、沈下橋が濁流で押し流され損壊。復旧工事で通行止めとなり、県道最上小野田線では宮城側に抜けられなくなっていました。
4年前の夏にここを抜けたときの写真を引っ張り出してみると、橋・・・というか渡河用道路というかの様子がわかりますが、これが丸々損壊してしまったようです。この地点に用事はなかったので、県道の舗装区間のうちに撤退・・・舗装区間? あらっ、4年の間に温泉集落を抜けたあたりの畑道が舗装化されていましたよ。ということは道路修繕も兼ねてこのダートの県道はどんどん未舗装区間が無くなっていっちゃうのか。