どうせoriginを始めたときに皮算用されていたでしょうから、今プロパガンダな記事が出ても驚きもしませんが、いやほんとにもうそれしかないの?とも思うわけで。
「あの出来のものが40年愛されたんだから、今、このクオリティーなら今後50年持たすことができますよ」
それは違うと思うのです、安彦さん。100年後に「こんなのでアニメ史上の革命を興したのね」と言われてこそなんじゃないでしょうか。で、それはきっと言われるはずなのです。だから「機動戦士ガンダム」をリメイクするという目的は極めて生臭い。ましてや予算と時間の制約のせいと言いながらも若い人に見せられないと断言してしまっては、あれを制作していた人にも毎週見入っていた人にも無礼でしょう。
ちょっと譲って、あれがそれほど金字塔に位置する番組であったなら、「どれ、あんなもん消し飛ばしてやるような新しいのを見せてやるか」とでも言ってほしいものです。真面目な話、「巨神ゴーグ」の方がよほどやる気を感じられたもの。