と、「エスクードの父」がつぶやいています。ようやくかよ、おそいよ(笑)と感じますが、来年5月発行というスケジュールだと、そんなものなんでしょうね。
いまどき初代を褒めてくれる記事なんてめったにないので苦笑うわけですが、仮に初代をけなしてしまうと、それはご自身の基礎設計がだめだったんじゃんという突っ込みが入りますから、傍で見る側は「無茶するなあ」と思うのです。何が何でもジムニーと比較しないと済まないのね。というより、語れないのかなあと。
フレームをスキッド材として使うのは初代の特徴ではありますが、段差の下りだからどうにかなる写真です。上りだったらちょっと怪しい。いやそれ以前にこういうところでこんなことするスチルを、いみじくも公人がひけらかすべきではない。
歴史本と言えば、20年分の歴史は既に二十周年企画にてまとめられてしまっていますから、そこに2008年以降の記述を加えるだけでいい。しかしそれだけでいいの? と考えれば、引き出しの開け方が問われるのです。どうせ作ってくれるなら、ジムニーがやりたくても無しえなかったことにスポットを当ててほしいし、当てなくちゃならないでしょ? と具申したい。
フレームをスキッドさせる設定にしては肉厚が足りないので、
あくまでも引っ掛かりが原因のスタックを防止する程度では
ないかと思っています。
最低地上高がジムニーと変わらないと記述してありますが、
ジムニーの低い部分は極一部で、エスクードはフレーム自体
が一番低いのですから腹下のクリアランスは圧倒的にジムニー
へ軍配が上がります。
ネガな部分が多いエスクードですが、使い方を工夫すれば最強
と言われていたジムニーを蹴散らす事も出来ましたので、面白
い車である事は確かです。
現在JA11に乗っていて思うのが、やはりTA01Rは良い車だったなと。
なにしろ足が伸びないクルマですから、ノーマル車でジムニーに準ずるような性能を論じるのは言い過ぎだと思うんですよ。
二階堂さん、うちのクルマの足回りをほめてくれているんですが、それはノーマルじゃないわけで、いじってあるが故JA22のノーマル車と互角くらいになったという結果なのです。