27日から毎夕、国際宇宙ステーション(ISS)が宮城県付近の太平洋上や山形県沖の日本海上空軌道を通過しており、天候次第でしたが27日夕刻にはなかなかよいコンディションで(でもどうにかこうにか)目視できました。
写真はもちろんそのイメージですが、BLUEらすかるが670000キロを刻んだ日にこれを見上げられたというのはまあ、個人的慶事でした。
するとどういう御縁か翌28日、呼ばれて出かけて行った講演が、宇宙航空研究開発機構でISS・きぼうモジュールの利活用をリードしている技術領域主幹の方でした。
地表から見上げる宇宙というのは何処からが宇宙で、月軌道とはどのくらい離れたところなのか。いろいろな視点から宇宙を解説するなか、
「仙台を起点にすると、宇宙という領域の入り口は郡山あたりですね。ISSの軌道は名古屋くらいまで離れたところを飛んでいるのです」
などと、僕がエスクードを走らせる際の距離的イメージと似たような例えをされるのが、案外おもしろくて嬉しいものでした。講演後名刺交換させていただき質問すると、ISSは日本政府の方針ではあと7年、アメリカの考え方でも9年程度で運用が終了するのだけれど、まさしくそのあとのことは何も決まっておらず、今後台頭してくる宇宙探査というフェイズの組み立て方によっては、まだまだ手入れし使い続ける価値を有しているとの説明をしてもらえました。
開発研究の舞台から、宇宙は少しずつビジネスチャンスの世界に移りつつあるなかで、やはり探査というテーマにおいては月面基地が作られるにしても、月と地球の中継点としてのフロンティアには違いないのだなと感じます。
さてそのISS、今夕16時51分くらいに仙台市の頭上を通過するのですが、29日までは晴天だったのだけれど、どうも朝から曇天のようです。もっとも予定表を見たら某団体の企画会議で部屋の中に閉じ込められている時間帯なんですが・・・
かわねこさんが北海道で観測してくれました。
それぞれの高度が異なるとしても、流星と交差する軌跡というのは狙っても撮れないチャンスだったのでは?
触発されて、近場の高台で観察してきました。
人工衛星の通過は、目撃したことはありましたが、これまでのものより、ハッキリと近く見え、見間違いがないほどでした。
なんとか撮影も成功したのですが、なぜか掲示板に画像アップができません…。
すいません、掲示板は不正投稿防止のためにブロックをかけていまして、いまから一定時間それを解除します。
そちらは観測できましたか。此方は予定通り缶詰めになってました。
日が落ちて間もなかったのと、月が明るすぎたのと、若干雲があってかすんではいましたが、それでもはっきりと観察できました。
で、再度掲示板に上げようと思いましたが、画像の容量ではなく、サイズの制限ってあるのでしょうか?かなり小さくしても、アップされないのですよ…。
ファイル名を日本語化せず極力短くすることと、キロバイト数を300以下でやってみてください。