ずいぶん前に「謎の東北道最高地点」というのを書いたことがあって、何故か今でも時々これがヒットしています。この話は、この看板が立っている場所から、東北道はわずかにまだ登っているような気がするというものでした。残念ながら、この直後に竜が森トンネルがあり、GPSが途切れるため標高を測定できませんが、トンネルを出た直後は473mに下がっていました。でも、いまでもトンネル内は少し高いんじゃないかなあという感覚を拭い去れずにいるのです。
さて当時の記事では触れていなかったのですが、那須町のチーズケーキ工房、摩庭ファームの摩庭さんと雑談していて、摩庭さん曰く
「白河から栃木県に入ったあたりが東北道の最高点じゃない? そういう看板があるはずだ」
ということだったのです。いやそんなはずはない、もしそうなら、那須町と八幡平市には同じ標高地点があることになる。別に、あってもかまいはしないけれど、そんな偶然には至っていないような気がしていたのです。しかしその看板を確認できるような時間帯に東北道を走らないしなあ・・・
でもこのまま放置しておくのもなんだよなと思い、明るい時間帯に通過しまして、確認できました。
那須町付近の看板は、その標高を記したうえで、この辺は上り坂のピークで積雪しやすいよという注意喚起のものだったようです。そして決定的に、八幡平市の通過地点より23m低い標高でした。
調べてみればあっけない結論だなあ。まあ東北道はあちこちアップダウンがありますが、明らかに福島県と宮城県の境で、宮城側にぐんと標高を上げていますしね。