島監督の言葉を借りれば、9月2日のTDA第4戦は「惨敗でした」の一言でまとまってしまうのですが、何が起きていたかというと1.8リッターとターボというハイパワーとレスポンスの前に、後藤誠司選手のエスクードはゴールラインを越えるまで全開で突入しなくてはならなかった。片や川添哲朗選手は前回の転倒で歪んだ車体を修復し、屋根や床の一部を削った軽量化まで施しながらも、四駆に入らないという突然の故障が重なりました。まあことしはそういう年回りなのでしょう。
とはいうものの、レースです。勝ちに行くという目的のためには、アンフィニクラスでは何が出てきても不思議はない。ジムニーの形をしたモンスターなど常識の時代なのです。ウエストウインとしてその事態にどう対処するのか、島監督とは喧々諤々の議論を戦わせた日曜の夜でした。
実質、ここまで我々に期待以上の戦果を見せてくれたWエスクードでしたが、強豪と互角以上に渡り歩く上では、どこかでエスクードに見切りをつけることも選択肢です。案の定ここ数戦の経過を見た周囲からは、そのことについて言及する声も少なくないそうで、いざとなれば僕でも同じことを進言するつもりなのです。
ところが彼らときたら、戦うことについての哲学がその斜め上を行くのです。そこまで食い下がられたら、もう反論できないわ。という決意について、後藤君から月曜日の夜に聞かされ、彼らの2019年シーズンに向けての作戦会議に展開されるのでした。
その詳細は、今は伏せておかねばなりません。
愉快な仲間!っていうスタンスは崩さず
それでいて泥臭くってってどんなチ-ムなんだ笑
それでこそウエストウイン・・・って10年前はそれでいいと思ってたんですが、僕自身はこの2年くらいで覚悟を決めているんですよ。
そしたらそれを押さえつけるほどの決意をいとも簡単に、しかも笑い飛ばしてくれるんだもんなあ後藤君。
だからこそウエストウインですねえ。
YouTubeとかにアップされてるのを見る限り、"黄色いの"の走り、確かに直線は早い。
それ以上に気になるのは、後攻でのプレッシャーの掛け方ですね。確実に合間を詰めてくる、そしてミスを全くしない。
現状、コーナリングはWエースがまだ優位でしょうから、さてどこで詰めるか。
この三日にわたって討論しているんですが、あれと同じ土俵には上がらない。
性格に言うと同じ手段では上がらない、というのが監督の意志だそうです。
伝家の宝刀貫いちゃえと言ったんですが、彼らの宝刀はもっとストイックなところで磨かれてました。
ひとまず16日の広島J1には、後藤君は現状のまま出るようです。そのあと、コーナリングとパワーの両方に手を加えていきます。
川添君のエスクードは、これもまたそこまでやるのかな改修中です。
宝刀ね….笑
後藤とはTDA終了した翌日2時間以上話しましたが
我々が闘ってきた相手では最強である事は間違いないねって!
でもめぐり合えたのは嬉しいね!って
うちはやっぱりチャレンジャ-でいる立場の方がうちらしい笑
まあ気を遣ったわけではないんですけど、そこまで言うならってことで、後藤君には「次負けたらまじめな話折檻と虐待だ」とエールしておきましょう。
>宝刀
後藤さんは護摩行で精神を鍛えるのか(笑)
川添さんはもっと意地悪く、ねちっこく(笑)
コーナリング性能を上げるなら、TA51Wはリアにラテラルロッド追加で4リンク化して、横剛性アップするのも手かと。不要な時は外せば良いだけで。
後藤君は案外フラットトルクなメンタリティですよ。
川添君とは話をする機会が無かったけど、クルマの方は大がかりになってます。