SIDEKICKさんが、と書き出すと、たいていの人にはお察しいただけると思いますが、恒例で大晦日の夜から元旦にかけてつくばーど基地に滞在しておりました。この時期に有明で開かれるコミックマーケットに出向くために、どっちかがついでと思われますが(笑)、基地にも立ち寄っていくわけです。
で、どうせ忘年会の後にもまた来るんだろうからと、買い付けを頼んでおいたのが、真鍋譲治さんが出展していた「メーテルの呑み鉄」
第一集が昨年の夏コミで発表されていたもので、銀河鉄道999を軸とした、ヒロインたちのギャグマンガです。プロの漫画家がコミケに出展するのってどうなんだろうなあとは、昔から感じていることではありますが、それは棚上げして、この同人誌は直感で面白いぞと(内容はツイッターで小出しに紹介されていたので)思い、手に入れました。
断言しちゃいますと、この作風では「駄メーテル、駄エメラルダス」として描かれていながらも、おそらく現在、このヒロインたちを過去の誰よりも、最も美しく魅力的に描いているのです。しかもペン入れ着色なんかしていないデッサン風の仕上げに、かなりのギャグ展開。
にもかかわらず、総合的にセンスが品良く、本家よりも美しいという。もっと言っちゃうと、真鍋さん自身のオリジナル漫画作品よりも読みやすくて面白いって、いろいろと問題作だよなあ。
今年の夏は4日間開催(しかも会場分割)やら有料化やらだそうです。
なんというか、オリジナルでない限り当日版権ってモンが立ちはだかる筈なのに
アキバ系書店にはどうどうと二次創作物が年中並んでいるという・・・どうなってんだか。。
その点ワンフェスの方がシビアみたいですね。
・・・なんて話をふた昔も前からループさせている気がします。
そうそう、ツイッターで真鍋氏の呟きが流れてきましたが・・・こりゃC96でも出す気マンマンだな(出展自体は常連ですしね)
飲み鉄に関してはタがたまるかどうか。
呑み鉄は、松本宇宙路線での広がりはまだまだ素材がありますよ。
「2」で、ちょっと感心したのは、光速エスパーを持ってきたことで、よく拾ったなあと(でもキャラの方は人形なんで、忠実に、松本エスパーじゃないという)
そして意外にも、沖縄の姐さんが「呑み鉄ファン」らしいよ。