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  ~懲りない傾向~

途絶えていた奇跡

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過日、さいたま市内のある書店で「超人ロック」の新刊を見つけて手に取ったら第二巻。ありゃーやっちまったよ知らなかったよと、棚を探してみたけれど第一巻が見当たりません。

ひとまず二巻目をレジに持って行って会計の際に、一巻の在庫は置いていませんか?と尋ねてみましたところ、店員さん書棚の下の引き出し書庫から見つけて来てくれました。

だからなんだ。と思うなかれ。話はここから。

店員さんレジ打ちしながら

「一巻めが出たのはもう2年前になるんですよ。ロックの誕生50年だったの、ご存じなかった?」

店員さんがにこにこしながらなんかこう親しげに、親しげに・・・

ああっ!?

なんとですね、その人、仙台で閉店した書店で働いていたあのご婦人だったのです。

途絶えた軌跡 を参照のこと。

「あらまーやっぱり雷蔵さんだわー。どうしてこんなとこにいるのー?」

そらこっちのセリフだわっ

聞けばその後、ご主人が定年を迎えて、あったかいところに住みたいねと、宮城を引き払って埼玉に転居なさったのだとか。でも夫婦して元気なものだからそれぞれのスキルで再就職やらパートやらと、つてを頼りながら好きな仕事をなさっていると。

びっくりです。

 

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