以前と違って朝の連続テレビ小説を見ていたら仕事にならない生活環境のため、第一回目は録画を観ました。通算100作め演出で、「なつぞら」には歴代朝ドラヒロインを多数起用するとか、人気俳優てんこ盛りとかで、視聴者が食いつきそうな布陣。「半分、青い。」では漫画家の世界を半分どころか半端に切り捨てましたが、今作では黎明期の東映動画・・・じゃなかった「東洋動画」なるアニメ制作の世界を手掛けるという点も、視聴者層の代替わりを狙ったように思えます。
面白いかどうかはしばらく付き合わなければわかりませんが昭和30年代から40年代のアニメーション作品が、制作側の世界としてどのように扱われ、どんな人が登場してくるのかには興味が尽きません。その辺全部知らんぷりして、人物としてはモデルは無いよという路線もあるでしょうけれど。
それにしても役者の仕事ですからいろいろな配役に様々な俳優を持ってくるのは当然のこととして、かつての「梅ちゃん先生」なんかはボウケンレッドとシンケンレッドがヒロインを巡って恋の鞘当てしていたり、脇をみてもヒーロー経験者のオンパレードだったのですが、前作の「まんぷく」でも、仮面ライダーG3と仮面ライダーキバが姑と婿でちょっとだけ登場の仮面ライダーW(の片方)が弁護士。という構図がありました。
今作だとヒロインの周囲にゴーカイブルーと仮面ライダーメテオと仮面ライダービルドが颯爽と護りについている(いやそうじゃない)。
それぞれまあ、青い。
その上、戸田恵子さんが歌手で出る。だけどさすがにコスモスに君とを歌うはずがない等々、なんだかどうでもいい方向の話ばかりで盛り上がっている我が家です。