モンキー・パンチさんが鬼籍に入るとは。なんだか昭和の終わるときのように、平成の幕引きにもいろんな人たちが付き合ってしまうようで、物寂しい。
誰が何と言っても筆頭の作品は「ルパン三世」でしょうけれど、「緊急発進セイバーキッズ」も大好きですし、珍しく山田康夫さんがルパン以外の声を当てている「坊ちゃん」も好きです。そう、こういうのは何十年経っても過去形にならない。
セイバーキッズ、まあ巨大ロボも出て来ちゃうことは来ちゃうんですが、基本的には可変戦闘機(戦闘機なのか?)を主力に扱い、この可変がなかなかユニークなシークエンスなのです。そういったメカニック設定までモンキー・パンチさんが手掛けていたわけではないでしょうけれど、ルパン以外の引き出しを見せてくれたことが嬉しいわけです。
もう、こぶし振り上げ足を踏むけど、合掌するのみ。