小暑は過ぎたので、ぼちぼち梅雨明けに向かってほしいところです。
恋瀬川を遡っていくと、左岸に天の川が流れ込んでくる。恋瀬川とか天の川とか、またなんとも風情のある名前を付けたものです(ただし、諸説ありますが恋瀬というのは単に当て字に過ぎないそうです)。でもどちらを遡上しても彼方の筑波山にはたどり着けないのですが、天の川よりさらに上流で合流している川又川を進めば、なんとか筑波山の山体にに最も近いところまで行くことができます。
梅雨が明けてくると、蟋蟀居壁などと言われコオロギの類が壁際で鳴き始めるということですが、つくばーど基地では例年、7月2日あたりにヒグラシが鳴き(しかしヒグラシは秋の季語)、これを機に梅雨明けの様相となります。今年は10日夕方にようやく鳴きました。
昨年は6月の末に明けていましたが、この7月はもう少し梅雨が踏みとどまるらしいです。
風情だけなら良いのですが、災害頻度の高まる気候変動はどうにかならんものかと思わされます。稜線の向こうに積乱雲という景色は、かっこいいんですけどね。