常磐道で起きた煽り運転による傷害事件について、奇妙な出来事がありました。8月9日早朝、仕事に出かけるためその常磐道に入ろうとしたICで、珍しく検問に出会ったのです。
が、免許証の提示は求められず、丁寧な対話で、煽り運転が横行しています、もしそのようなことに遭遇したら距離をとってください。引き離せないと危険を感じたときは運転中でも110番を呼んでください。という指導を受けただけでした。
9日早朝ですから、例の事件自体が起きていません。あれを知ることになるのは12日になってからのニュース映像。ただ、10日の早朝には霰を職場に送っていくためやはり常磐道に乗っていました。
今考えると他府県ナンバーの白いやつに追い越されているような気がしますが、ま、こっちなんかスズキだし(笑・・・ってはいられない)ドイツのSUVなんかには相手にもされず事なきを得ていたのだと思います。
しかしそのことよりも、前日の早朝に、それと思しき話をもって注意喚起されていたという事実。ひょっとすると、7月に発生していたという愛知や静岡の事件を悪質とみなし、警察側ではある程度車種についての特定情報を手に入れ要所において網を張っていたのではなかろうか。
現に、僕は・・・どうやらSUVとみなされ料金所手前で停められましたが車種も色も異なるから対応が柔らかかった。僕の後にやってきた大型トラックは停止を求められませんでした。これが常磐道への入り口というところがなんだか因果めいてなりません。
不幸にして翌日、よりによって同じ路線で例の事件。被害に遭ってしまった人には同情を禁じえませんが、注意喚起の手際のよさに対して、それでも未然に防げないのねーという現実(悪く解釈すれば泳がせていたのかもしれない)、その後波状攻撃のように解禁される情報量とあっさり逮捕の幕切れまで、いろんな意味で怖い話だと思いました。だもんだから、この途上に総出でネットスネーク勢が無関係の人を同乗者だと晒してみたり、炎上狙いの「なりすまし倅」が現れたりのド素人展開には呆れてモノも言えません。
でもねー、結局運転って性格が現れるね。先日の相模川帰りの圏央道追い越し区間(いやそいうい言い方はしないか)で、相模ナンバーの古いラングラーに煽られましたよ。こっちが追い越しを終えて走行車線に戻るまで待てないのかよ。
世に盗人の種は尽きまじ。