ダイハツからロッキーが(トヨタからも別ブランドで)発売され、ずいぶん昔にそんな対決が無理強いされたよなーと思い出していたらば、今度のロッキーはずいぶんと時代を読み取ったスタイリッシュないでたちとなりました。初代は、エスクードの初代とぶつけられましたが、それ自体がどちらにも無理強いだったのです。しかしロッキーには時代の流れが立ちふさがりました。
「二代目? と単純に言っていいのかどうか。かつてのクロカンベースで1600クラスのロッキーとはコンセプトが異なります。そこは初代が辛い競合を押し付けられたのですが」
とは、ウエストウインの島雄司社長の談。確かにその姿はもはやクロカン四駆の時代ではなく、と様相を変えたエスクード同様の方向性に迎合してきました。
しかも、この車格はエスクードと競合するのではなく、クロスビーにぶつけている。ダイハツのモノ作りは油断なりませんから、こういうのが好みか、クロスビーのようなファニーが良いかで大きく市場も揺れるでしょう(駆動方式など詳細はまた別の話)。だけど1400や1500クラスでスズキが他社とやり合ってきた激戦区が、実はここまで小排気量化してきたことが、時代の趨勢なのかなあ。
にしても先駆けはSUZUKIなんです!
そのはずなんですが、四代目エスクードと違って都内じゃずいぶん走り出してますねえ。
モーターショーで見てきましたが、実に売れそうな感じでした。
実にわかりやすくSUV然とした見た目、
お財布にやさしい排気量と、日本の道路事情にマッチしたサイズ。
四駆機構も電子制御4WDなので、ビスカス式よりは後輪に駆動力が分配可能。
正直自分もちょっとほしいです(苦笑)
既に近所に赤いのが納車されたようです。
実物を見るとクロスビーよりも大柄ですし、ぬるぬるしかかっていた昨今のSUVと一線を画する面構成は、確かにわかりやすいです。
でもやっぱりちょっと凝り性ではないかなと。