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  ~懲りない傾向~

明日に微笑みあるだけ

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双方こんな大きさ

はかりしれない光を持つ者と、日輪の輝きを胸に秘める者。

ひとつ腑に落ちないのは、牛久の大仏さんは鎌倉の大仏さんが「銅造阿弥陀如来坐像」であることに対して、同じ阿弥陀なんだけれど「牛久阿弥陀大佛」で、如来が付いていないこと。大乗仏教もここに極まれり(なんせ青銅立像として世界一の高さですから)になっちゃったんで、遠慮しているのでしょうか。それはそれとして、仮に阿弥陀如来であるなら(仏像の姿かたちで分類もできるそうです)、サンスクリットの言葉ではअमिताभ, Amitābhaであり、はかりしれない光を持つ者となります。

一方、罰当たりなことしてしまいましたが無敵鋼人は、仏典の一つにある「法句経」の中の一説においては、仏教的な生きざまではないと説かれた行為のなかにある「大胆」の名を持つのですが、ご存じの方はご存じのように「ダイタンク」「ダイファイター」「ダイターン3」という形態変形を有する巨大な乗り物です。巨大な乗り物とはつまり、サンスクリットのmahā-yānaのことで、偶然にも大乗と和訳(漢訳)されていくのです。

大乗仏教は、悟りを開いて阿羅漢になろうとした者に教えを説く小乗仏教に対して、少数しか救われない利己主義という見地から大勢を救済する意図として生まれてきたそうで、そうだとすると僕の中では、仏陀の哲学とはまた乖離するんじゃないかとも思うのです。

その辺のことは今回はうっちゃりをかまして、「世のため人のため」と啖呵を切りダイターン3を動かす破嵐万丈の生きざまには大乗・マーハーヤナのロジックとダイターン3には共通項があるよねとこじつけるのです。

牛久の大仏さんは、実際には高さ100mですが、台座を加えるとダイターン3と同じ120mの姿でそびえております。

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