記録を見ると2009年の秋に、エスクードの修理入庫か車検だったかでこの世代のセルボを借り受けたことがありました。そのときにも「セルボってそんなに代替わりしていたんだ」と思いましたが、妹が乗っていた四代目(1990~1998)から五代目(2006~2011)への合間がずいぶん長く、その時期はセルボのブランドが絶えていたから、僕の方が代替わりについて勘違いしていたようです。で、セルボは今のところ五代目で休眠中。いずれまた六代目が現れるかもしれません。
エスクードからセルボへのスイッチは、狼駄さんは二度目の試み。以前はコンバーチブルからだったのでさほどの違和感はなかったでしょうけれど、三代目エスクードのサイズからこれは勇気が要ったのではないか。
「最後のK6Aエンジンなんですけど、直噴でターボでCVTって、国産車初だったみたいですよ」
普段通りの旧盆ですが七回忌だったお袋に線香をあげてくれるために、ありがたくもわざわざ暑い中を来てくれた狼駄さんでしたが、五代目セルボはスポーツモードで走ると往時のコンバーチブルに似た雰囲気だとか。そりゃエスクードを褒めすぎじゃないかとも思いますが、三代目エスクードのあとのコンパクトで軽い車体は、そんな気分にさせてくれるのでしょう。元気な様子を見られてこちらも安心しました。