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  ~懲りない傾向~

それはまた極論を言うなあ

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1台のクルマに多くなリスペクトを持つことは悪いことではないと思っています。そうでないと、初代のエスクードばかりに乗っている僕の立つ瀬がありませんし。しかし二階堂裕さん、思いきったことを言います。どこをどう切りつければ最新モデルが過去のモデルを超えられないのか。JB64とSJ30の比較論で、その決定打が「幌モデルが無い64」「オープン感覚味わえ乗り味も向上させた30」という部分なのは、無いものねだりのような気がします。

二階堂さんは海上自衛隊を辞してスズキに入社した人で、当時登場したSJ30を大いに気に入りスズキの門をたたいた。この二代目ジムニーの良さ、魅力を守るためなら、後に立ち上げられた次期ジムニー(おそらく乗用車化を視野に入れた構想だったと思われる)を第一回目の会議で蹴飛ばし、結果として次期ジムニーではなくエスクードを誕生させるに至っています。

だから初代エスクードのコンバーチブルは、SJ30FМの姿に通じるものがあります。二階堂さんとしてはこのFМよりも、センターピラーを持たない、フロントグラスを前方に倒せるFKに魅力を感じているのでしょう。

二階堂さんは本日発売のスーパースージー121号で、JB64では継承しきれなかった「本来のジムニーの様々な要素の復活」を求めているのですが、わかりやすいところとして「幌モデルが無い」というのは、開発陣に対していささか苦言の域が過ぎるなあ。そこだけ切り取っていいなら、ロクヨンはエスクードのゼロイチアールすら超えていないことになるんだけれど、僕がそれを言ったら炎上間違いないですね(図らずも言っちゃってるけど)

 

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