Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ムカエハコナイ

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結論から言うと、自動車としては末期症状で、オイル漏れ修理のためにエンジンを下ろそうとすると補機類の接合部分が老朽化していて外した後に組み直せるかどうか不明のため、補機類も排気系もラジエター各部もそろえないと不安だと。

エンジン自体もガスケットレベルを超えてもしもシリンダーヘッド類が歪んでいたらこれもまるまる交換する必要があり・・・

もういいわかった。容赦なく費用がかかると

「それと実際に修理する日数も・・・」

主治医の紹介してくれた工場長は、もう普通だったらここまで丁寧に頭を下げて事情を説明しながら、言いにくいことをどう切り出すかなんて気を遣わないでしょう。それがわかったので、東北への出張が入っていたし、丁寧にお礼を言って入庫先から引き取ってきましたが、要するにエンジン脱着が壁になって、スズキとしてはかかる費用が膨大で修理の受け入れができないということだそうです。

うわー・・・末期って言われちゃったよ。

最終回前のウルトラセブン状態。でも彼は上司に故郷へ帰れと言ってもらえたから、まだ良かったのかと思わされます。むしろ見捨てられたマゼラン星人・・・

 

12 Responses

嵐田様
 いつも(ひっそりと)拝見しております。埼玉のフジオートさんで中古購入したうちのエスクード・V6 2000ノマドについて次の車検を通すか悩みましたが、「今回で名誉ある引退」としました。
 フジオートの社長さんのおっしゃる通り、本当に「エスクードは丈夫な実用車」ですね。走行距離は118,000km。車両の状態としては、エンジンの機能とラダーフレーム、サスペンションはまだまだ元気なのですが、豪雪地帯の新潟で走っているため道路に散布される凍結防止剤の影響が大でして、隠れた箇所のボディーの錆(両側サイドシルカバー下に腐食の大穴多数、後部タイヤハウスの接合面など)が不可避。その他にエンジンブロックのオイル滲み(ヘッド、オイルパン他の接合面)、マフラー完全折損、ワイパーリンクのガタ、「ABSセンサーの塩害腐食及びGセンサーの故障」、「エアバッグコンピュータの故障」が生じています。
 ボディーの錆はハンダ付けや銅メッシュ、FRPでセルフ補修してきましたが、ABSとエアバッグの故障は安全運行に致命的で、これらを完全に修理すると概算で80万円近くかかる計算です(良質な別の中古車が買えます)。主要なパーツはメーカーのスズキからまだまだ調達可能なのですが、そこまで費用を掛けて修理しても年式が年式ですので「故障箇所が次々に連続する可能性は否定出来ません」。

 という事で我が家のV6 2000エスクードノマド(E-TD11W)は今回で引退ですが、代替機としてV6 2700グランドエスクードの中古を48万円で購入しました。またもう一台の直4 2000の二代目エスクード(LA-TL52W)も元気ですので、新潟の地でまだまだ「エスクード道楽」出来そうです。

  • コメントの投稿ありがとうございます。
    そこまで手を尽くしてお乗りいただけて、ノマドも本懐を遂げられたかと思います。
    お疲れさまでした。ぜひともつくばーどサイトのエスクードマイレッジに、2台の二代目たちとともに走行距離のエントリーをしていただければとお願いします。
    うちの2500は、2005年に購入した時点で錆の進行はかなり進んでいました。それを最近まで8年間、東北在住させていましたから、ディーラーレベルでは記事のような見方をしてきます。
    困ったことに、今回手を入れたいのはオイル漏れだけで、錆はともかく駆動系はピンシャンしており冷却系にも不具合なしでして、こんな中途半端な距離で止められるかい。というのが本音です。
    先日、南東北出張で800キロほど走ってきて、初代レベルでリッター12キロ出せているのですから、なにをかいわんやディーラーなんですが、こちらはもう少しあきらめの悪い抵抗と手入れをしていきます。
    コロナ禍という壁もありますが、新潟方面につくばーどやESCLEVの行事ができたときには、ぜひご参加ください。

  •  度々すみません。自分のV6 2000エスクード(E-TD11W)のエンジン(ヘッド、オイルパンなどの接合部)からのオイル滲みですが、以前は駐車場のアスファルトに毎日オイルを垂らしていた状態でしたが、いろいろ試してみて「KURE OIL SYSTEM STOP LEAK」 の使用で「ほぼ気にならない程度(時々下周りをウエスで拭えば良い程度)に治っています」。WAKO’Sのエンジンパワーシールドと比べても具合が良く、「KURE OIL SYSTEM STOP LEAK」のエンジンオイル交換毎の使用によって、硬化したパッキングゴムの再柔軟化が多少功を奏したようです。これで前回の車検も無事合格しました。ケミカル類の購入費用は千円以下かな?掛かり付けの整備工場の方も感心していました。

     当方のE-TD11Wの最大の問題はABSやエアバッグを制御しているコンピュータですが、恐らく内部基盤のコンデンサーが経年劣化で液漏れ・回路短絡を起こしかけているようです。初年度登録から20数年ですからある意味不可避なのですが。もちろん費用と時間が工面できれば、メーカーからの部品供給はあるので修理可能なのですが、中古車両購入価格を上回る全体修理費は痛いですね。バイクや船外機であれば自宅ガレージでもエンジンの分解整備は可能ですが、2,000ccクラスの四駆の本格整備には、やはり相応の設備が必要です。

     当方のエスクード・ノマド(E-TD11W)はトレーラーボートの牽引車でもありましたので、より重量とトルクがある「ラダーフレームのV6 2700グランドエスクード」に乗り換えることで、牽引能力の向上が見込まれることから、今回の判断となりました。

  • まあ世の中には床が「腐り落ちかけて」も全部張り替えて乗り続けているつわものもいますので、まだまだうちのクルマは軽傷だと思っています。
    そのつわものが、先ほどまでここに来ておりました。

  • もしかするとこれはワンオフでエンジンチューナーに送られてOHと理由こじつけたカリカリチューンアップで新車価格を上回る改造費でレース仕様のパワーを持って帰ってくるどこぞの86みたいなパターンでは?(笑)
    と言うことは後必要になるのは11000まで回るタコメーターか!(流石にそんな事は起こらないか…。)

    しかし現実問題として、補記類セットの替え玉エンジンが必要ですね…。
    そろそろ旧車定番の部品取り車を用意するお年なのかもしれません。復活を期待しています。

  • いやいっそのことコンバートEV化という半歩か一歩かわかんないけど先取りしちゃうという妄想をしているとかいないとか。
    でも仰せのような路線で行くと、尾上さんがビッグホーンの3200を載っけてダカールラリーを走った実績あるんですよね。あれは二代目車体でしたが、パジェロエボの3500も載ることがわかってはいます。
    あー・・・やっぱり福岡へ持って行くしかない? ウエストウインとハンガースポーツの手が入ったBLUEらすかるハイパーとか(笑 家が傾くわなあ)

  • “末期” と言わずに、せめて “晩期 ” と(笑)。
    『薬効の記録が11ヶ月半までしかないので、これから先のことは未知数です…』
    な~んて言われながら13ヶ月も のうのうと生存している実験体もいるくらいだから、
    なんとかなっちゃいますよ。❬ 奇蹟は起きるもの じゃなくて起こすもの ❭。それに
    ムカエハコナイ…なんて、変なとこから “お迎え”に来られても困りますからねぇ(笑)。

    聞くと、賽の河原って四駆なら楽勝みたいですが、走りたいとは思えませんなぁ(爆)。

  • 記事タイトルは、まさしく貴方とか(笑)、遠州の人とか(笑2)をおびき出す迎えの罠です。
    つまるところレストアレベルの依頼はディーラーではやっていないので、民間だったらできなくもないお話だと思っています。
    先日クロさんの01Wを運転させてもらったんですが、あのテンロクは前にミッションを交換修理しているそうで、まあ気持ちよくカチカチとギアを入れられるんです。けれども失礼ながら、車体のガタは出ていて、その辺は足回りを変え、タイヤも大径化しているうちの方がずっと良い。
    良いと言っても、それはまた「ごまかしが効いている」という見方でもあるんですよね。

  • いやいや福岡まで来ていただくのであれば
    やはり修理というよりパワ-アップでしょ(笑)

    例えば直4乗っけてクランクバランス取り、ヘッド面研etcetc….
    蛸足にスロットルチャンバ-容量増しにワンオフマフラ-etc・・・・・

  • それを島さんや高田さんにやってもらったら、けっこうなステータスになるわけで。
    あっ、ちょうど直四のユニットがあるよね!(笑)

  •  当方のV6 2000エスクードノマド(E-TD11W)ですが、馴染みの整備工場さんのツテで抹消後は海外へ輸出されることになりました。バイヤーの方から察するに、ロシアか東南アジア方面かも知れません。売却価格は約15万円です。埼玉のフジオートさんで購入した時の車両本体価格は忘れてしまいましたが、15年間で忘れるほど故障が少なかったですね。ラダーフレームのエスクードは本当に丈夫で経済的な車です。エンジンやフレーム、足回りはまだまだ元気。今度は海を渡って異国の地で活躍することでしょう。

     そして今度の愛車はV6 2700のグランドエスクードですが、ホイールベースが長くてエンジンのトルクがあり、タイヤも16インチで経済的。燃費はまあそれなりですが、17ftクラスのボートトレーラーも牽引可能ですし、静かでロングドライブが楽な良いクルマです。

  • グランドエスクードは、二列目、三列目に座っても足元がさほど窮屈でないところなど、けっこうまじめに作られたモデルだと思います。
    うちなんかTA11Wで子育て二人同時にやっちゃいましたから、あの大きさには注目したけれど、あれに行かなかったことがずーっと初代ばかり乗り続ける生活になりました。