七曜の星・七曜星と綴り、ヒチョウノホシ、ヒチヨノホシ。シチョウセイ、ヒチョボシなどと呼び習わす地方があると聞き、調べてみると前者が青森、茨城、群馬、静岡、長野、岐阜。後者が山形、岩手、青森、北海道と福岡に飛んでいました。
いやー、ヒチヨノホシってなんとなく好い響きに聞こえるんですが、どの辺の方言なんだろう? うちの近所では、昔からそんな呼び方聞いたことがありません。
北斗七星は「春や夏の星座」に分類されますが、それは天体観測の時間帯に、天空にいるかいないかの問題らしく、秋と冬の夜は、地平線近くで観測しにくいというかららしい。
実際にはそうでもないような気がしますが、我が家が宵っ張りだからなのだろうか? 天空の北斗七星はこの季節でも、ちょくちょく眺めることができます。でもって、左下のほうに輝いているのが北極星。
前回の朝霧高原では、三脚無しのいんちき撮影であったため、手ぶれしているばかりか富士山と組み合わせることにも失敗しました。それが下の写真です。せっかくの月明かりの夜だったのに、なんとも情けない。今回(上の写真)はそれから2週間後。三脚を使っていますが、今度はほぼ真上を見上げるような位置関係となり、富士山と組み合わせること自体不可能でした。
なかなか思うようにはいかないものです。
北斗七星は、本来おおぐま座の一部を構成している尻から尾の部分であり、独立した星座ではないのだそうです。それでもこの判りやすい柄杓の形は、完結した星座と言っても差し支えないかもしれません。言われてみれば、子供たちに「あれがおおぐま座」というふうに、おおぐま座そのものを示す星の配置の説明はしていなかったですねえ。
ことしの北斗七星の写真は、霰と一緒に撮ったのですが、霰が生まれた15年前の今日(表に立っていると、病院の駐車場の舗装が凍り付いて、靴がはりついてしまうほど寒い真夜中でした)にも、北斗七星がくっきりと天空に浮かんでいたのを覚えています。
>シチョウセイ
北斗の拳の話かと思いました(笑)
わたしゃあの漫画とそのシリーズは念入りに嫌いなんです。