筑波サーキットにおいて27日に開かれた「フォーチュンSEVスーパーカップ」に、ウエストウイン所属の若手ドライバー、梅津知浩君が参戦しました。主催者と交流のある、熊本の4’sFACTORY・森川金也社長が「チヒロがやる気満々なので連れてきちゃった」と、横浜の深野さんと3人でチームの半分を編成、あと3人とは現地でコンタクトし6名で「チームSEVフォーチュン」を組み上げました。
感慨深いですよ。かつて川添哲朗君が千葉まで来てくれたことがあり、それに続いて遂にチヒロ君が利根川を越えてきた(なんのこっちゃ)。しかも台風まで呼び込んじゃう破天荒ぶり。小雨によって昨日までの猛暑は何処へ行った? と思わせるほどの涼しさ。加えて練習走行時にはレインタイヤを履いていたのに、「合羽を売り切ったら空が明るくなり一時的に雨も止んだ」と、オフィシャルサイドが全車スリックに換えてしまい、第一ヒートは再び降り出した雨の中のスタート。
カートレースは4度目、筑波は当然初めてのチヒロ君は「どこをどう走ったらいいかわからんです」「(開幕から時間が押していて)コースを歩けないのが不満です」とつぶやくものの、それも修行だと黙々と準備してコースに出ていきます。「雨の日のTDAと同じような挙動だから」とは森川さんの指示。「今日はもうチヒロ1人に任せちゃおうか」などと周囲を笑わせます。しかしレースは間に昼食をはさんだ2ヒート制の6時間耐久です。
と、書けるのはここまでです。僕自身が客先から呼び出しを食らって、チヒロ君の1回目の出走からピット戻りを見届けたところで中座しなければなりませんでした。コース上のラストショットは、ホームストレートエンドに作られたシケインを越えて第1コーナーに侵入する際、スピンしてエンジンストールしたところ(そんなの撮るなよ)ですが、つまるところ、果敢にアタックしていたということですね。このあとはチヒロ君からの報告電話から。
「午後は快晴になって面白いほどグリップが回復したドライコンディションで、こうすればこう動くかな? といった思い通りにカートをコントロールできました。一時はトップを走ってたんですよ」
最終順位は17チーム中5位。即席編成チームに初遠征(前夜、ホテル内でケータイの充電ができずコンビニ探しで寝られなかったらしい)ですから、まずまずの結果です。
この度は応援ありがとうございました
本人結果報告と無事帰ってきたよで昨夜WESTWINに顔出して
話をしましたが本人的には最後まで完全に乗りこなせなかったとの事(笑)
「何言ってんだか?初コースで完全攻略できているなら
TDAでもチャンピオンなっとるわ!!」と僕からの説教。。。。
奴らの頃はレースが終わると行きつけの焼き鳥屋でタバコやライタ-や灰皿を車に
見立て激論を交わしていましたが、昨夜彼の説明は僕の机の上で沢山のチョコボ-ルを
カートに見立て、夜が更けていくのをかまわずにボキャブラティが少ない彼なりに
一生懸命喋っては質問をぶつけてきます。
でも姿を眺めながめていると暑くて作業でヘタヘタになった身体だけど何故か
気持ちが和らいでいった夜でした
でもね今日会社来て机を見たら、昨日忙しいながらも作成した
見積書や郵便物etcにチョコが付着してるやないかい!!
あの貪欲な好奇心と向上心は、ひょうひょうとした風情とは裏腹な頼もしさがありました。
ただ、「聞いてくださいよ!」で聞かされた逸話が、泊まったホテルの部屋のコンセントでスマホが充電できない。航空券はスマホ依存しているから電池がアップしたら一巻の終わり。仕方なくコンビニを探して眠れなかった。
まあ痛快です。
12月に、あのカート耐久はもう一度あるようで、修行したがっていましたよ。