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  ~懲りない傾向~

藍と微笑みはやさしく世界を包む

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研究学園都市の都心地区にほど近い、土蔵を改装した喫茶店をさらに模様替えしたギャラリーで、藍染と小物の個展が開かれていたので見学してきました。知らぬ間につくば市内で染色を営む人が増えているらしいのですが、この個展は筑波山の麓で無農薬で藍を栽培している丹羽花菜子さんと、丹羽さんが染色を担当している小物作りのユニットTANSUの共同主催。藍染の色彩は目に優しく、可愛らしい小物類とTANSUのマスコットと思しき人形のやさしい顔立ちが印象的です。

藍といえばインディゴのことだよね? と浅学無知なもので短絡して書いてしまいますが、確か世界で最も古い染料で、紀元前の歴史があると聞いた覚えが絞り出されました。それこそメソポタミアだとかエジプトだとかの文明にも登場していて、日本だと奈良時代まで遡れるそうです。現代では化学合成インディゴが普及していますが、丹羽さんのものは天然素材。どう違うんだと言われると「俺が着ていったダンガリーの青なんかよりずっと柔らかみがある」というところでしょうか。

個展は水曜日から日曜日まで(月・火曜が定休)の15時から18時までで、そのうち日曜日のみ13時から開場。19日までやってます。丹羽さんご自身は土曜と日曜に店番しているそうです。

細かいことはShingosterLIVINGをご覧ください。

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