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  ~懲りない傾向~

何処の何方が定めたやらの

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「女性ドライバーの日」という暦の記載を見つけて、そんな日があるんだと思って紐を解こうとしたけれど、いつ、誰が制定したかさっぱりわからないのに、大正6年に栃木県在住の女性(当時23歳)が日本で初めて自動車運転免許を取得した逸話がその原典となっているようです。どれほど検索しようとも、どなたの文章も異口同音で、史実として間違ってはいないみたいだけれど、そこからどうしてこの記念日?に至ったかを、誰も言及できないというある種無責任記述ばかりです。

その意味では僕のこの記事も同罪なんですが、大正6年の9月27日にはそんな出来事があったと。この、9月27日というのがまた何の因果か、ちょうど9年前の同日、フォード・モーターがT型フォードの第1号車を製造した日に重なるのです。

大正6年に23歳だったということは、この女性の生まれは明治27年にあたるわけですが、明治27年と言ったら、あの豊田喜一郎さんが生まれた年でもあります。薄く細い糸かもしれませんが、日本初の自動車免許取得者となった渡辺はまさんには、そのようないざないが作用していたと、無責任に綴ってしまう本日でした。

ところで挿絵は何の関連も無いように見える、スーパーGUTSのミドリカワ・マイ隊員ですが、車の運転はオートマ限定だそうです。ああ、いや、そうじゃなくて、彼女は(演者も)愛知県出身という設定。これが超薄く細い縁です。なぜって、豊田佐吉さんは静岡県出身、トヨタ自動車工業(現)初代社長の利三郎さんは滋賀県出身ですが、実質的に自動車部から会社立ち上げをやって、二代目社長となった喜一郎さんは愛知県生まれです。

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