その日の仕事先の千葉市まで行って、予定より早めに完了したので、Cレイド用の素材収集に出かけてしまおうなどとさぼり癖を出したのが運の尽きです。燃料が残り4分の1くらいだったので、東関道に上がる前に給油しようとセルフスタンドに入ったら、
給油口が開かないっ
リッドを壊してでもこじ開けるか、いやそれやっちゃって、部品がもう出ないよとか言われたらえらいことだと、座席下の工具類を取り出したら、こういうときにあってほしかったマイナスドライバーは入っていないし、外回りでは定規など持ち歩かないっ
てことで、ガソリンの残量と基地までの距離を暗算して、一般道より高速の方がエンジン回転をキープできると判断し、ゆったり走っているトラックの後ろについて恐る恐る帰ってきました。マイナスドライバーより確実な曲尺を差し込んで、給油口左のストッパーを押したら、ちゃんと開く。それまでは、運転席下にあるオープナーのワイヤーが伸び切ったせいかと思いましたが、リッド側のパーツが歪んできつくなっていたというオチ。
冷や汗をかきながらあらためて近所のスタンドにて給油すると、35リットル入った。残量分であと80キロくらいは走れたでしょうけれど、これで本当に給油口が開かずじまいだったら、燃料を使い果たした時点で不動車になってしまうところでした。
リッドを閉める時に硬すぎて曲げを調整したことがありますが、開けなくなることがあるとは。
でもテールランプを外してワイヤーを引けば開きそうですが。
主治医に教わったやり方で、細いものを差し込みストッパーを押してやると、だいたい開きます。
今回、霙に笑われまして、彼女は「右足でオープナーを引きながら、左手でリッドを開放する」という技を取得しているそうです。
できるかそんな柔軟な動きーっ
個体差だと思いますが、三代目も新車の時は、オープナーを引いてもリッドがわずかに浮く程度しか開かず、困ったことが何度かありました。その後、スプリングを曲げて強くしたり、可動部に潤滑剤を吹いたりで、なんとかまともになったのを思い出しました。
簡単に開いてしまっても問題だし、調整の加減は自ら見極めるしかないですね。
三代目の初期型で、台湾に出荷されていたものにはリッドのロック機構が無くて、よく燃料泥棒の被害に遭うという相談メールが来たことがあります。
メーカーに問い合わせたら、仕様だから打つ手は無いと冷たい返答でしたから、オープナー機構丸ごと買って取り付けてもらう算段をしたことがありました。