いよいよ満身創痍を隠せなくなってきた川添哲朗君の二代目エスクードを、ウエストウインではデフの溶接という荒療治か、休眠中の初代からパーツを移植するかの選択に迫られています。
この夏、川添君は、初代のパイロットであった後藤誠司君に、その相談を持ちかけたとのことです。
その時後藤君はこう答えたとか。
「お前にパーツは売らん」
「51W丸々だったら、いつでも言ってくれ!」
ドラマだねえ。後藤君も男だよねえ。などと、おぢさんたち(まあ僕と、島さんね)は勝手に盛り上がっているわけです。
「島さんさー、マジンガーZはロボットアニメに金字塔を打ち立てたじゃない。鉄人28号って歴史もあることはあるけど、ウエストウインのレース時代とはイメージが合わないと思うんですよ」
「いきなり何を言い出すんですか」
「Zに対して、川添君はグレートマジンガーで戦い続けて今に至るんですよ。それは何故かと言えば、対戦相手が強くなっていくことが予見されたからで、案の定そうなってきたじゃないですか」
「たしかにエスクードの初代と二代目という関係性から考えれば、鉄人よりもマジンガーなんでしょうね」
「そこでですよ、あんな逸話(後藤君の啖呵)聞いちゃったら、ロートルは黙ってみてられないですよ。ここでニューマシンの実現ができなかったら、うちの連載が行き場を無くしてしまう!」
「に、ニューマシンですか?」
「そうです。切り裂け怒りのダブルハーケン、今こそグレンダイザーですよ!」
まあなんだかんだと外野はいつでも島監督を困惑させてばかりいるのです。って、なんだこの展開は?
面白い展開になりそうな予感。。。
まあ、投げるのは匙ではなくて賽ですからね。