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  ~懲りない傾向~

ゲール人の祝祭

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日本の節分・立春よりちょっと早く、アイリッシュ海に浮かぶマン島あたりでは「インボルク」と呼ばれるゲール人起源の節分行事が行われています。起源は雌ヒツジの乳をしぼり、子ヒツジの誕生を知らせ、天候を占い蛇やアナグマが土の中からから出て来る様子を観察していた農耕の祭典だったそうです。
祭りは焚火や暖炉から取り出す松明で明かりをともし、春の予兆を祝うものです。二月一日の夕刻に始まり、二日の夕刻にお開きとなります。

ヨーロッパにも二十四節気のような風習があり、アイルランドの神話では「クロス・クォーター・デイズ」として立春から冬至を示す季節ごとの祝いがあるようです。大陸と海を渡って日本列島に辿り着いたものなのか、似たような時代に同じようなものを崇めてきたのか定かではありませんが。

季節は異なりますがマン島と言えばTTレース。1963年の大会において、スズキの社員にしてレーサーを務めていた伊藤光夫さんが同年のレースでRM63を走らせ、日本人としての初優勝を遂げました。今年はそれから60年目にあたりますが、今シーズンのモトGPは活動中止で参戦がないのが残念。

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