と、國村隼さんが毎夜『TOKYO SPEAKEASY』の終わりにつぶやいていますが、そんなものかなあと思っていたらその通りだった話。
カウンターのいつもの席に座って、誰かと誰かの話に耳を傾けるんです。一応礼儀として、マミポコさんには引用させてねとお伝えしてあります。彼女と、彼女のエスクードをレストアしている鈑金屋さんの対話。
「県内にこれと同じ車、何台あるの?」
「しらんがな、あたし自分の車以外興味ないし」
「アンタそれでよく車のクラブとか入ってるね」
「いや、あれクラブじゃなくて、その〜…?ピカチュウだいすきクラブ…的な?」
「しらんがな」
はいここ! ピカチュウだいすきクラブ…的な?
ネット上にあるのは「ポケモンだいすきクラブ」ですが、マミポコさんはマンガのポケットモンスターやポケGo、他のゲームに出てくる方を喩えています。これはクラブと問われたESCLEVについて、極めて端的正確に言い当ててくれていました。どういうことかというと、同だいすきクラブの解説をご覧いただければわかります。
そういうことなのです。ESCLEVはクラブではない、部室のようなもの。と、常々アピールしているのですが、まあたいていのメディアはわかっちゃくれません。最近は、しょーがねーかなーと半ばあきらめかけていたのです。
そこへきてマミポコさんの的確な表現に目から鱗が落ちる思いです。
マミポコさんはこうも言っています。
ちなみに全く興味ないわけじゃなくて、テンロクのショートだったらパーツ取りに使えるかな〜、ぐらいは思うけども(追い剥ぎか)、自分の車開けてみてわかったけど、現存してる個体のパーツが使いまわせるほどのクオリティかどうかは微妙なので、パーツ取りのために車一台確保とかはやんないかな〜…と
これも真実です。実際、写真だけで見てきたお嬢(彼女のエスクード)は、その撮り方もあいまって非常にきれいな個体に見えていました。が、切った貼ったをしなくてはならないほどの重症だったことに、レストア中の写真を拝見して驚くばかりです。
そして何がどう真実かって、うちのBLUEらすかるだって同じような状態なのです。まさにもう、身につまされる話でした。
ウチのお嬢は5年ほど、海から直線距離で300m程度、野ざらし、な状態で乗り続けてたのがテキメンにきいてる感じがしますね。
私が暮らすだけならとても快適だったのですが、台風後もすぐに水かけて洗えないし、車にとっては過酷な環境だったんでしょうね~。
引っ越し済んだので、屋根付きいつでも洗車可能な環境で板金屋様に茶々入れながら、仕上がりを楽しみに待っているところです。
よくぞこれまで耐えてきたというのが「お嬢」の境遇でしたが、よくぞそこまで入れ込んでくれたというマミポコさんの覚悟も素晴らしいです。
メカニックさんと鈑金屋さんの存在は奇跡の出来事だよねえ。