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  ~懲りない傾向~

報告という名の逃げ口上

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いろいろあってウェブ企画もぶん投げてしまった三十五周年ですが、まあそのそれくらい張りつめていた糸が切れてしまうと気力が萎え体力もそれに引っ張られて急落するものなんです僕の場合。軽く取り違えられた企画意図から、重くのしかかった旧知の仲との袂を分かつ出来事など、ダメージの続く本年のスタートでした。ですから申し訳ありません、スーパースージー誌上においても、「明後日の方向」を向いた三十五年記事しか書けていません。

一方で(本日発売の136号の「エスクードクラブ」の文末をお読みいただければわかりますが)、同誌の二階堂編集人ご自身が受け持つ「ジムニーロード」が、2ページにわたってエスクード誕生譚をまとめています。これも良く知られた次期ジムニー会議を覆してエスクードができてしまった例の話とはいえ、エスクードの記事には違いありません。僕だけのことになると思いますが、なんとか報われたかなとため息をついております。

沢山の人々の協力をいただきながら準備していた三十五周年企画ですが、アンカーとしての僕の力量が足りませんでした。要因を考える間でもなく、三十周年のときのウェブにおいて、引き出しの中身を出し尽くしています。それだって二十五周年や二十周年とは異なるものを作れているはずです。それだもの、今は空っぽなのです。Tシャツ作ったしワッペンも作ったしで、三十五周年の形はそれで出来たのだろうと逃げ口上を打つことにします。

5 Responses

私ごときが偉そうな事を言えたものではないですが、今回の35周年だけでなく、これまでの周年企画において、こちらは少ない素材を丸投げするだけで、企画から構成、イベントの開催、Webでの仕上げまでほぼすべてを雷蔵さん一人でやってこられたわけで、並みの人じゃとても成しえないことです。ましてや仕事ではないので。

このブログ一つをとっても話題が多岐に渡り、さらに毎日更新なんて、プライベートだからこそ時には迷いや誘惑で休みたいときもあったはずです。この熱量には脱帽するばかりです。
じゃ、こんな時に誰か周年の代わりをできるのか。たとえエスクードの知識や情報量があったとしてもそれに対する切り口や見解、ユーモアなど人を惹きつける文才がないと無理な話です。

若い時に雷蔵さんから雑誌やWeb企画の原稿を頼まれた際には色んな個所を修正され、最初は正直「何で?」と思っていましたが、私が書いた原稿と雷蔵さんが校正し、世に出たものをこの歳になって見比べるととてもじゃないけど恥ずかしくて自分が最初に書いた原稿を凝視することができません。
依頼したものをそのまま出すのは簡単ですが、それを多くの人に見てもらえるよう手直しまでするというのはそれだけでも並大抵の作業量ではないはずです。

今回このようなことになり、私自身は正直残念と思いますが、雷蔵さんには決して懺悔じみたことはしてほしくないと思っています。
35周年のWeb企画がなくなったとしてもエスクード35周年には変わりはないです。それだけでも十分お祝いじゃないですか。

  • 勿体ないほどありがたい励ましで穴でも掘って隠れちゃいたいところですが、もともと好きで勝手にやってきたことですから、誰か褒めてと訴えることは筋違いなんですね。
    持論の一つに「乗ってもいない車のことなんか書けるわけがない」というのがあって、もっと極論化すると「乗ってもいない奴の言葉なんか信じるな」とも言えます。そこを埋めてくれているのが沢山の知人友人で、そういった人々と知り合え交流できたことは何よりも財産だと思います。たまにそのコンタクトを、言葉足らずでぶち壊してしまったこともあるんですが。
    幾多のポータルサイトにエスクードの括りがありますが、そのやり方が間違いだとは言いませんけどどれだけのことができるかは、一度関わってみて限界も低いと考えました。こういうのは馬鹿みたいな奴がわき目も降らずに引っ張って、それで何とかなるというのも持論です。
    まあ僕のところが消滅しても、Kさんやきうさんなんかがまだ現役でやってくれているから、エスクードのコミュニケーションは続いて行けるでしょう。僕は好き勝手に加えて自分本位を上塗りしてやっていきます。走行距離で月から還ったときにそう決めました。
    ところがですね、その好き勝手でやっているESCLEV自体が11月に二十周年なんですよ。
    どうしましょうかねえ。

  • ご無沙汰しております。はな@黒エスクです。
    今はエスクーどとは別の車に乗っているのですが、ESVLEが20周年と聞いて
    懐かしくなり、コメントしたくなってしまいました。

    一つの戯言として、ですが
    ESCLEVが20周年ということは、ドライバーもそれだけの年月を経て

  • すみません。途中で送信されてしまいました。

    私自身は、当時エスクードに乗っていた方が、
    その後車を乗り換えられているとしたら、何に乗っていらっしゃるか
    話を聞いてみたいなぁ、などと思ったりしています。
    記事にならなくても、話のネタにしていただければ幸いです。

    お互い健康に気をつけて、愛車に乗っていきましょう。

  • お久しぶりです。
    ESCLEV立ち上げの頃には随分とお世話になりました。
    20年経ちますからロートルもいいところです。
    それでも昨年秋、今春と、それまで交流の無かったユーザーさんが登場してくれるなど、続けていて良かったなあと思うこともありますね。