筆者がずるして楽をしていると言われそうですが、7月のスーパースージーにはマミポコさんの「お嬢01Wレストア計画」を掲載する予定で、昨日取材させていただいた「ワンオーナーで30年」は、11月まで温存のつもりでしたが、後述の展開で9月に前倒しとなります。11月の号には本来9月の予定で「Cyber‐Kさんによる林道インプレッション」を書いていただきました。なんかもうややこしいんですが、入稿の入れ替えです。
Kさん、原稿には書いていませんが、林道の走り方やリスク回避に基づいた運転者が、最新のSUVになるほどできていないと話していました。最新でなくとも慣れによる煩雑な運転は傍から見ていてはらはらすると。
そういうところも辛口に出してもらったら良かったのですが、残念ながら文字数の関係もあり書き足してと注文できません。ESPに始まる電子制御デバイスが、林道走行程度のステージだと危険回避意識のハードルを下げてしまうのかもしれません。
逆の視点で見ると、Kさん曰く「AllGRIPはモードセレクトで荒れた道も安定して走れる」という部分から、四代目がオンロード寄りになったとだけ評価するのはどうなんだ?とアピールしたいそうです。
それでもエスクードの系譜はラフロードを逞しく走ることではないのかと、Kさんは自車のラフロード仕様化を行い、あらかじめ組んでいたサスペンションをはじめタイヤやバンパーガード、ルーフラックを組んだわけですが、その様子を動画にしております。さあ、中身は羊のままか。羊の皮を被ったのか。この話が舞い込んできたので、林道編からラフロード化編へと年越し前後編の流れを作ります。ことし30年のエスクードは、ことしのうちに掲載しなくてはならないからです。
私の肝っ玉が小さいのである意味中身も羊です(笑)。
「羊の皮を~」の表現は外観が大人し目なスポーツカーでよく耳にしますが、四代目もラフロードにおいては同じ表現が当てはまるのではと思います。
歴代から比べたら見た目頼りなさそうですが、7年以上乗り続けた経験から言わせていただければ純正のままでも様々なシーンで十分な走破性能は持ち合わしています。
今回は四代目の出来る範囲で少しでもラフロードに似合う「装飾」をした、という表現が正しいですかね。まあそれでも少しは走破性の向上に役に立っていると思います。
羊について思うところがあるんですが、不整地においては彼らの方がはるかに(ヒトと比べて)走破能力は高いんですよ。