なかなか展開の遅い大河ドラマ「龍馬伝」を乍らで見ていて、はっと気が付いて調べてみたら、やっぱりそうだったかのいばらきフィルムコミッション。オープニングに登場する土佐の砂浜のシーンは、高萩市の赤浜海岸南側で撮影されていたものでした。現地には行ったことがないのですが、実は先に放送の終了した「JIN-仁-」においても、坂本龍馬が浜辺を歩くシーンで、赤浜海岸そのものが使われていて
「まさか同じところで撮っていたりしないよな」
という思いつきでした。厳密には異なる場所での撮影ですが、どちらも赤浜だったという、興味のない人にはまったくどうでも良い話にはまってしまったのであります。
よくよく点検してみると、Sレイドにもずいぶん映画やドラマのロケ地とラップしていたり、あとからかぶった場所があるものです。
「あらっ、雷蔵さん当然知ってるもんだと思ってましたよ。僕らが挙式に使ったチャペルって、仮面ライダークウガに出てきたチャペルですよ」
などと、後輩にも指摘される始末です。いや、今さらクウガの頃のことを言われても(ドラマでは協会のセットを作っ燃やしてたし)、すっかり忘れてます。でも言われてみれば「コードブルー」のエンディングにちらっと出てくる滑走路に見覚えがあったり、「ミスター・ブレイン」に出ていた科学警察研究所の建物はウソ付いてるだろうとわかったり、これはこれで面白いです。
自分で撮影してあるライブラリから、なにか応用できないものかと考えてみたけれど、いまは全国ロケ地検索サイトがあるし、誰でもすぐ調べることができる。レイド素材としての組み合わせにはならんなあ・・・
私は、皆さんご周知の通り(ほんとか?)根っからの土佐っ子(年を考えろっ)として、その御多分に漏れず「龍馬伝」は欠かさず見てます(笑)。
龍馬伝の各シーンで使われている映像を見ていると、「ここ桂浜じゃないき(土佐弁)」とか「そんな景色高知じゃありえんき(土佐弁)」など、高知県民ならすぐ分かる数々のトリック(といっていいのか?)が存在します。
まあ、端から高知のシーンは全て高知で撮影などというのは期待はしてませんでしたが、ここまでするか?というくらい他県での撮影になってます。
そして龍馬と岩崎弥太郎がお互いの家を走って行き来するシーンが度々ありますが、龍馬は高知市で弥太郎は安芸市であり、今でこそ車で1時間足らずで到着しますが、徒歩だと半日以上かかります。
それをドラマではあたかもすぐ近所かのように全速力で走ってます。
「そんなの無理やき(土佐弁)」
と言いながら面白く見てます(爆)
ちなみにですね、龍馬や弥太郎が暮らしている村の様子は、広島の福山と岩手の遠野です。平井加尾と龍馬が対話していた神社は、高知でも撮っていますが、池の出てこなかった方は、実はうちの隣町のお寺でした。