昨日、日中に空きスケジュールができたので、週末の食料を買い出しにスーパーマーケットの列に並びました。被災後の最初の店開きの時には、開店前に4千人も並んだとか並ばなかったとか(いや、並ばなかったことはないんだよ)の、連日ンキロの行列も、さすがに今だと短くなっていました。小一時間で店内に入ることができ、食料品売り場に降りてみると
「そそそ、そうだったのかー」
潤沢なんてもんじゃない物量。制限のかかっているモノは牛乳といくつかの商品くらいで、マーガリンやバターは品切れながらも、肉も魚も野菜もちゃんとある。さらに言えば、被災したあとの秩序の維持がなんとかかんとかできている危うい状態でなかったら、なにもわざわざ入店制限するほどの混乱も起きないはず。乱暴な見方をしてしまえば、これ全部買い占められるやつなんていないよ、の物量でした。
日中並べていれば、買い出しに関してはなんとかなるんだ(今のところ、と付け加えておこう)。だけどこれは平日の日中という条件付けもあるのでしょう。事務所まで出てきていることも、物理的な距離を縮めているから、駅近くまで足を伸ばす気になれるのですが、仕事をしていては、毎回並ぶことは不可能です。ここはもう軟弱モノと言われようとも、作戦室に一度戻ってしまうと、もう一度出かけるなんて元気はなくなっちゃうのです。つくづくクルマ依存生活をしていたことを思い知らされます。
それにしても、群集心理の暴走を懸念しての入場制限は仕方がないとして、あれだけの物資があるのなら、本来は「通常営業しても誰の手にも品物は行き渡るよ」とも感じました。すべてかどうかはわからないけれど、ガソリンスタンドの混乱があらゆる小売業に飛び火しているような気がします。
国道4号、東北道と物流網が確保され、幾分良くなってきたみたいですね。もう少しすれば、並ばなくても良さそうですね。
震災直後こちらのスーパーでは、水→肉→カセットボンベ→インスタントカレー→米→ラーメンと消えていきました。
なぜ停電していて保管も困難な肉が先に消えたのかは不明、単に食べたいものを買って行っただけか?(苦笑)
この中、カセットボンベをちゃっかり買ってますけどね。おばちゃんが見て気付き、パニックってましたが、時は既に遅し。
しかし今度はミネラルウォーターやペットボトル入りのお茶などが奪い合いになるんでしょう。
こっちの水だって安全なはずがないもの。
こっちのスーパー、真っ先になくなったのは何故かカップ麺とパンでした。肉や魚は普通に並んでましたねぇ。カップ麺と同時期に懐中電灯(ランタン)+単1乾電池とカセットボンベが無くなりました。停電になってもガスは点くと思うけどねぇ。集合住宅だと点かないのかしら??(マンションだと水道が止まるとは聞いた事がある)
日持ちのするものから売り切れていくのも群集心理のなせる業です。
あとは、オール電化住宅が増えているってことでしょうね。