我々がモミの木の下でカレーライスを堪能している頃、福岡県ではTDAの激戦が繰り広げられていました。
「今回TA74Wは、ホイルを16から15インチへ変更し外径のサイズダウンと、マフ ラーを交換することで立上りの改善をやってみました。 走った感想としましては、1速から2速へシフトアップ後の4000回転から5000回 転までの立上りのもたつきと、2速のギアの入りにくさを感じました」
川添哲朗選手からの報告によれば、リミテッドクラス、アンフィニクラスの両方にエントリー。リミテッドクラスでは、ヨコハマジオランダーATタイヤを使用し、決勝まで進 みましたが、決勝前にパワステのベルトが切れるというアクシデントがありま した。が、ステアリングの重さは車を流すことでカバーし、優勝をもぎ取ったそうです。
アンフィニクラスではアドバンラリータイヤを使用し、本戦に挑みましたが 、ラリータイヤのグリップ力をパワステ無しでコントロールすることが出来ず 、敗退。うむむむ、なんでしょうこの因果。74Wと同じ日にうちのぷらすBLUEがベルト脱落でパワステが故障しているという・・・
「前回、コース上でフルバンプさせたときに下回りをぶつけています。このときエンジン周りにもダメージをもたらしていたと思います。あの状態で車を流せるんだからたいしたものです」
島雄司監督は、川添君が訴える「非力感」は、車体の軽量化にかかっていると考えているようです。川添君は彼は彼で、休眠中のTA51Wを52Wとニコイチ化でアンフィニに投入と提案しているそうですが、はてさて74軽量化とどちらが現実的なコスト論になるのやら。ともあれリミテッドクラスにおいては三代目エスクードの重量はともかく、ショートボディのディメンションが有効であることを証明してもらえました。
内装の豪華装備を全て下ろして、座席を薄いのに交換が取り敢えず
手っ取り早いですが…もうやってますよねぇ…
後は腹下の発泡保護材剥がすとか、お金と労力が掛かる物ばっかです。
ボンネットとか、ドア類カーボン化とかFRPに出来ればかなり軽くなりますが、
それこそ資金がいくらあっても足りませんなぁ…
この際だから1レースごとにボンネットを段ボールで作って使い捨てるとか。
自分の乗っていた個体も、4000rpmぐらいの領域はもったりしていた気がします。
高速の合流であとちょっとが回らないあの感じが懐かしい…
元オーナーとしては、ドアとボンネットフードが重たかった印象です。
あと、制振材と防音材は競技車としては過剰なぐらい入っていると思います。
海外向けにはディーゼルの設定があったはずなので。
来期からTDA自体がJAFの傘下から離れて、マネジメント専門の会社を立ち上げるようなので、まずは車両のレギュレーションや安全対策の責任も被ると思われます。
クルマをいじるにしても、どこまでを許容範囲とするか見極めるのは大変ですね。
いつも応援ありがとうございます
今回1年振りの開催となりましたが極寒にも関わらず沢山ギャラリーで
賑わいエントラントもかなり盛り上がっていました。。。
恋の浦が昨年暮れに閉鎖し今後の開催も危ぶまれていましたが
奇跡的に恋の浦のダートコ-スを再び走れるようになるとは
夢にも思わなかったですね
来期はいよいよシリ-ズ戦が始まります
たかが草レースなれど熱い走り補償いたします
どうぞこれからも応援宜しくお願い致します!
恋の浦再開の件は、現地で応援してくれるギャラリーも含めてTDAに取り組む人々の「徳」のなせる業だと思います。
しかもこんなにエスクードにこだわってくれるなんて、こちらは「冥利」ですね。
どこかのヒルクライムマシンが世間ではサーキットマシンでもてはやされていますが、あれの実車はXL7になったりアリオになったりでぶれまくってます。WESTWINのエスクードこそが骨の通ったマシンなんですよ。
74Wには僕の邪な意志が混じってますから、長期には51Wの復旧を願いたいところですが、後藤君の車両はさすがに疲弊してしまってますからねえ。