仮面ライダー40周年記念企画とやらの、突っ込みどころいっぱいながら観ずにはいられないだろうと思っていた「かの映画」が、宮城県においては被災の影響から封切館がないらしい。
な、なんということだ、宮城県は生みの親の郷里だというのに、これが40年目の仕打ちなのか。しかもよその地域も、計画停電の影響を受けると上映が延期されるか中止になるとか。これこそショッカーの陰謀か(それ不謹慎発言)
発災直後の週末、ツイッターなどにはあまたの名だたる正義の味方が現れ、誰にともなく激励を、力強くつぶやいた(力強くつぶやくって・・・なんだそれ)と聞きます。しかし仕事で一カ月ぶりに赴いた石巻の街を歩いて、偶像を拠りどころなどにはできないのだという現実を見せつけられました。この街で、そのツイッターやインターネットからの正義の味方のメッセージを受け取ることのできた子供たちがいたとしたら、いったいどんな気持ちになったのだろう・・・
少なくとも、いつかどこかで起きてしまうかもしれない災害の折、そんなデリカシーのないツイートはするべきではない。自分自身が被災したとき、きっとそう思うはずです。
今思えば、5日の午後3時前にこの辺りをウロウロしてたんですよね・・・。
僕もこちらへ移って真っ先に訪ねたのがここでしたから、その変わりように絶句しました。
ただ修羅場のひどいのは仙台で見てしまっているので、いくらか感覚がマヒしてきたかもしれません。
代わりに観に行きましたが、ちゃんと娯楽映画でしたよ
娯楽は電王だけにしといてくれ・・・って、あいつも出てるんだよな。