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  ~懲りない傾向~

事八日

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小正月が過ぎたら雫さんが準備した魔除けの「ひいらぎいわし」。そんなに早く支度したら、鳥やら野良ネコやらに持って行かれるんじゃないかと思うんですが、割とその心配もなく2月3日を迎えている毎年です。が・・・節分を過ぎてもこれが撤去されない。何故と言うに、地方により諸説ありますが2月8日の「事八日」(ことようか)になると、一つ目小僧だの箕借婆だの疫病神がやって来るから、それらの厄災が入ってこられないようにするためなのです。

ところがですよ。これまた諸説ありとお断りしたうえで展開すると、事八日にやって来るのは恵比寿とか大国とか薬師如来とか田の神もしくは山の神も含まれていて、これらは招福ものの来訪者たちなわけです。結界なんか作っちゃったらそれらも入ってこられないじゃないですか。って、普通は思いますよ。でもその辺は無視されて、彼らのために赤飯とか餅とか団子を備えるんだってことで餅を焼くのですが正月用鏡餅(しかも出来合い)の残りなんか使って罰当たらないのか?

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