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  ~懲りない傾向~

妖星ゴラスの世界

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1979年にその接近が確認され、82年に地球の軌道と交差することが試算された黒色矮星ゴラスは、大きさこそ地球の4分の3ながら、質量は6000倍を超えるという凄まじい危機を人類に突きつけました。世界は大混乱に陥りながらも一致団結を見て、南極に推進機関を設置し地球の軌道を変えるというこれまた凄まじい対策を試みるのですが、社会に対してゴラス接近・衝突の可能性が情報解禁されるのが1月23日。最接近が2月13日あたりとなってはもはや一般人どうにもならない状況。

ゴラス接近の影響や、推進機関へのエネルギー圧送の熱による南極温暖化で怪獣が覚醒するなど最後の最後でごたごたが伴い、軌道変更に遅れが生じて東京は水没してしまうのですが、地球をずらすという前代未聞の計画はなんとか成功し、ゴラスとの衝突は回避されました。

実際の1982年って、上半期は確か事故や災害が相次ぎろくなことが起きていませんでした。それでも妖星の出現はなく、東京水没も免れていたので、42年後の今日があります(妖星ゴラスは1962年の東宝映画)

 

2 Responses

この映画、ネット配信で観ました。

東宝特撮映画の中では、最も奇想天外な作品と言えますかね。
実際に地球を動かしたら、怪獣が出る程度の異変では済まないと思います。後月がゴラスに飲み込まれてしまうが、その時点で地球も飲み込まれているはずだと指摘されたそうですね。
実際に月が消滅したら、地球もやばいのではないかな。この映画の後の地球は大丈夫なのかと心配になりますね。

南極での工事場面の特撮を見たが、現代の大画面有機ELテレビで観ると、まるでおもちゃが工事しているように感じましたね。

  • この手の映画は「その気になるノリ」で見なくちゃだめです。
    地球の軌道を変える技術がある世界なので、ペガッサ星人に馬鹿にされずに済むのです。