「2024 FIM世界耐久選手権”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会」と、正式に読み上げると意外に長い鈴鹿8耐が明日から開幕です。スズキのGSX-R1000R ヨシムラ SERT EWC CN 仕様(これも長い)は、耐久レーサーの中に持続可能性をテーマとして取り入れた諸技術で挑みます。40%バイオ由来のFIM公認サステナブル燃料エルフMoto R40 FIM(だから長いよ)とか、ヨシムラジャパン触媒内蔵サイレンサーとか、再生資源・再生可能資源比率向上型ブリヂストンタイヤ。
他にもMOTULのバイオ由来ベースオイル、 再生カーボン材カウル、天然亜麻繊維を使用した革新複合材料フェンダー、熱処理廃止鉄製ディスク、ローダストパッド、車載LFPバッテリー、ピット電源供給用蓄電池など(スズキのリリース丸写しですが)チーム体制、レースプログラムと共に興味をそそるマシン作りです。
決勝は21日。一番の目玉が燃料だけに、そこにトラブルリスクもありそうな気がしますが、善戦から表彰台の真ん中を期待したいところです。