どの雑誌だったかもう忘れましたが、新型ジムニーがこんな形になるのか、エンジンに1500も加わるのか! と、当時の読者を注目させた記事をあらためて見るとですよ。1987年時点でここまで描画を正確に描けるだけの情報が伝わっているわけですから、量販試作も終わっており、乱暴な言い方をすればメーカーサイドと出版側とのやらせにも近いやり取りがあっての、「NEWジムニー」なる見出しだったんでしょうね。
もともと「次期ジムニー開発計画」に端を発した「新型小型四駆開発」へのスライドがエスクードのデビュー譚ですから、おおまけにまければ広ーい意味では間違いとも言い切れないのですが、読者側ではあの頃の誰もエスクードなんて知りもしない時期です。NEWジムニー? と言われたら「なんですとーっ」とリアクションするのは自然でした。やだなー確信犯って(笑)
カー雑誌の記事に戦々兢々していた
思い出すのも忌々しいあの頃よ······
あ・・・逆にこの予想スタイルのまま新型ジムニーが出てしまったら、和邇さんの思いにも変化があったんでしょうか。