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  ~懲りない傾向~

90年代の茶目っ気

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今ではハンガリーワインの買い付けと販売をやっているスズキですが、90年代には「スズキ・エスクデロ」なるボトルがJCJの会報に載っていました。スペイン産です。現在でも、というより創業170年を超える老舗中の老舗「ボデガス・エスクデロ」のワイナリーは、マドリードから北のフランス寄りに350キロほど走るリオハに、いくつかの醸造所や販売拠点が点在します。19世紀にボルドーワインが害虫被害で壊滅的な生産減の危機に瀕し、リオハに生産地を移したのが始まりです。

エスクデロというのは人名です。現当主は五代目だそうで、1988年に生まれたエスクードは国内ではカタログ落ちしていますがハンガリーでは四代目が作り続けられているので、いずれ五代目に追いつくかもしれません。

前述のとおりこれは当時のスーパースージーに掲載されたものなので、果たして本当に「スズキ・エスクデロ」として取引があったかの真偽は不明です。国内でよく手にする機会があるのはチリ産の「エスクード・ロホ」です。エスクデロのこの会報記事に関してはなんか駄洒落的茶目っ気にも思えるんですよねえ。

2 Responses

スズキワイン?10年程前は色んなラベルで頂いてました
赤はライトで軽く食前酒として、白は甘さにちゃんと
酸味もあり暑い夜にはキンキンに冷やして飲んでいましたね。。。
そういえば最近は貰った記憶ないなぁ(笑)

  • ヨーロッパあたりじゃスズキのブランド性は日本よりも高いものだったでしょうから、いろいろな業種とビジネスチャンスを持つことができたんでしょうね。
    ドイツなんかだとビールのスズキ版があったのかも。

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