Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

くまあなにこもるかと思えばそうでもない

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先日のこと。ある町の図書館にて、和田慎二さんの「クマさんの四季」を見つけました。本そのものは僕も所有しているのでここで借りるということはしませんでしたが、所蔵するところには所蔵されているものなんだなと、気持ちが踊る年末です。このマンガは生前の和田さんが「役目を終えたものだから版替えして復刻させる気はない」と語り、そのまま絶版になった経緯があります。だけどこうして図書館で借り手を待つこの一冊は、まだまだ役目の途中です。

いま、大雪の二節目にあたる「熊蟄穴」の時期を迎えて、人里に危害をもたらす事例の多くなった熊も冬眠に向かう頃ですが、温暖化して穴籠りしない個体も出てくるようになるのか。そもそもなんだって熊のような猛獣がアイドル化されていったのか(かの国の大統領が由来になる?)、考えてしまいそうになりながら本棚に戻すのでした。

借り手はここ何年も現れていませんでした。棚卸の対象にならなければいいけれど・・・

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