YNGJ-V4 カーテン・サイドエアバック+ESP 5MTが5月で生産終了。
YNGJ-4・YNGX-4(MD/CD)、YNGJ-N4・YNGX-N4(HDDナビ搭載車)は6月生産終了予定。
6月以降はYNGX-V4(カーテン・サイドエアバック+ESP 4AT)、YNGJ-A4・YNGX-A4(オーディオレス)が残されるそうです。まだ海外需要の輸出分を考慮する必要がありますし。それにしても東日本大震災の影響を受けてのことか、構成部品も入荷困難になったのでしょうね。
そして最近の確認はできていないものの、新型開発用コードナンバーは、昨年末時点で消えています。次期SX4をベースとした新たなSUVが登場するあたりで、エスクードは完全退役となる公算が揺るがなくなりました。齢25年くらいまでは引っ張れるのだろうか? 次期SX4自体、フォルクスワーゲンが「提携が進まない」とぼやくくらい、搭載エンジンもはっきりしていないのですが、いずれにしても2代目以降、国内におけるエスクードの市場はシビアすぎました。初代も・・・まあチープだとか狭いとか言われるだけ言われはしたのですが、市場や販売店、ユーザーとの一体感はあったのですよ。
更に縮小ですか・・・。
マイクロコンピュータメーカーですら来月で品切れだそうですから、車業界にも大打撃の震災ですし。
三代、四半世紀に渡って、楽しませてくれてありがとう。
と云うしか無いですかね。
これ以上、別の何かになって行くところを見ずに済んでよかった、なのか。
出来る事なら、新型SUVに何かしらでもエスクードのDNAが残って欲しいな。
まあまだ車種(といっても既にモノグレードの仕様ごと設定でしかないんだけれど)の整理で、廃盤にまで達していませんから。
しかし縦置きのエンジン、FRベースの駆動方式・・・という部分を一番意識してアピールしていたのが3代目で、その次に出てくるであろう横置き・FFベースの新世代SUVを、いったいどうアピールするんだろう。
そこにはDNAは宿っていないと思うのですよ。手のひら返さないと売りようがないです。
日本国内ではSX4で苦戦してるのに、次期型エスクードをFF化にする意味はあるのかな?
Keiはそれなりに郊外や農村部で売れましたが、それはCUV的要素でなく、低価格(とちょっと余裕の最低地上高)が主な原因と思われます。最近時のユーサー層って、何が当たるか分かり辛い。
イメージ?環境?見た目?燃費?
結局のところ、玄人向けの謳い文句は必要なく、イメージ優先なんでしょうけど・・・。
SX4の苗から生まれる以上、次期型エスクードという記号は当てはまらないでしょう。
しかしここから返り咲いたものが生き残る例もある。
イデオンとかガンダムとかヤマトとか・・・
でもなんとなく、打ち切りの様相としては、マッハバロンに近いのかも。
肥大傾向のあるSUVなので初代エスクード回帰だと嬉しいです。SX4は個人的に好きなんで、ぜひコンパクトSUVエスクードの復活を求めたいです。
残念ながら次期モデルといわれるSX4は肥大化しますし、それベースの新SUVとやらも、更にストレッチされるらしいですから、初代のショートのような回帰はないでしょう。
コンバーチブルに続いてショートモデル自体が、世代を経て消えたわけですし。
ジムニー – シエラ系列に望みを繋ぐしか無いんスかねえ…。
シエラの次期モデル開発もストップしてます。で、ストップ前の話が横置きM12だというすごーい話が・・・でももう3年くらい前の話か。
その時点でのスタイルは、なんちゃって四駆だったそうですが・・・