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  ~懲りない傾向~

それは地上最強の海の生き物

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表題に用いたコピーは、マイケル・アンダーソンが1977年に公開した洋画「オルカ」で謳われていたものです。当時、鴨川シ―ワールドはとてつもなく遠く、自力で行ける気がしなかったので、実物のシャチ=オルカを見たことはなく、土浦市内の映画館でその姿と初めてスクリーン越しに出会うわけです。まあまあ内容は「白鯨」なんですが、世間ではパニック映画として宣伝していて、イメージとしてはかなり歪曲されていたように思います。

後にかもし―にはJA71でえっちらおっちらと出かけ、水槽とはいえ実物のシャチと初対面して、エスクードに乗り換えたときにそれがマリンスポーツ限定車だったこともあり、自作のカッティングでマーキングしましたがこれがとんでもなく下手くそ。何が言いたいかといえば77年からずっと、シャチには格別の思い入れを抱いてきたのです。霰がV6となったエスクードにあんな名前をつけなければ(笑)、うちのエスクードはグランパス≒オルカと呼ばれていたかもしれません。

ここからようやく本題。最近の大洗町にはこんな名前の居酒屋兼食堂があるのです。視線も琴線も鷲掴みされてます。居酒屋時間帯にクルマで出かけるわけにはいきませんから、昼時に定食を食いに訪ねて行ったところ、立地が大洗なだけにやっぱり「ガールズ&パンツァー」応援の店でした。が、ガルパンどうでもいいんだオルカなんだと、同行させた霰に海鮮丼を任せ、僕はアジフライ定食をいただきました。海鮮は酢飯が強めという以外は「満足の魚介類」だとのこと。

アジフライはぱりぱりふわふわで、内房の名所に引けを取らない立派なひらき。その下敷きとなっているレタスやキャベツのサラダ類が大波レベル。それを覆い隠すフライと共に、僕の胃袋にはこれは多いぞというご飯盛りで、最強クラスの定食ながら北里さん一人というありがたい値段(海鮮丼は平日限定5食版で1800円 なぜかスタンダードは2500円)。女将さんに伺ったら息子さんがシャチ好きでジェットスキーのクラブ名でもあるとか。シャチ談義の昼飯でした。

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