療養中の妹の吹雪が外出できたらしく、「絵本もあったよー」というメールが着信し、真っ赤な三菱ウィリスの写真が送られてきました。
絵本になっている赤いCJ3といったら、渡辺茂男さんが物語を書いて、山本忠敬さんが絵を描いた「しょうぼうじどうしゃ じぷた」のことかとすぐに思い立ちましたが、きれいに化粧された実車があるのは知りませんでした。
筑西市のヒロサワシティにはこの手の珍しいメカニックがいろいろ展示されているのですが、行ったことがないのよ。僕の記憶にあるじぷたは、今の桜川市の消防署に現役で配備されていたジープでした(もちろんじぷたのモデルではない)。あの個体も90年代には1600のエスクードノマドに役目を譲り、そのノマドも自治体合併後は地元の消防団に払い下げられています。ヒロサワのじぷたは民間工場所有の消防車だったとか。じぷたのモデルは上尾市の消防署所属車両と聞いています。