青森県三沢市は、震災で被害を受けたものの、岩手以南の沿岸に比べれば、まだ被害は少なくて済んだようです。それでも2人の方が亡くなっているし、地震とともに津波も来ていたのだから、どうなっているのだろうと気がかりでいました。
2009年に気まぐれで出かけた折、太平洋横断に成功した機体、ミスビードルのレプリカ(というより正しくはハリボテ)を眺め、そんな逸話がここにあったのかと、わくわくさせられたものですが、もちろんこの展示機は津波によって全壊しており、砂浜一帯も土砂に埋もれて様変わりしているとか。
実は三沢市や関連有志では、ミスビードルの復元機体をアメリカから借り受け、三沢の航空祭などの機会にデモフライトをしようとずいぶん前から企画しており、昨年それが実現間近というときに、米軍の事情によって機体を空輸できずに断念していました。さらに実を言うと、ミスビードルの三沢からの離陸は1931年のことで、ことしがちょうど80年めにあたる。ならばことしこそはと、はりきっていた矢先に震災ですから、こりゃもう不可能なのだろうと、ひと事ながら残念に思っていたのです。
ところがよくよく三沢市のホームページを見ると、企画は健在で、復元機体は空輸がダメなら船便で、と、昨年秋に搬入されていたのでした。機体の貸与期間はことし10月までとのことで、8月と9月にフライトさせる計画が進行中です。プレイベントもあるようですが、こういうのは趣味性が偏るとはいっても、元気になれるエピソードだねえ。なんでもかんでも仙台に復興イベントを集積させる必要はないわけで、たとえば東北六魂祭という東北六県の主要なお祭りを定禅寺通りに集めてしまうことを否定したりはしませんが、それが仙台でなければいけないという理屈もまた、ないと思うのです。
一般車両への週末の高速道路1000円社会実験は今週いっぱいで中止となり、東北への出足には変化が出ていくと予想されますし、三沢まで行くという距離感も、簡単にクリアすることはできないかもしれないでしょうが、このフライト計画は、応援したいなあ。8月は無理そうだけれど、9月には観に行ってみたいです。
1000円ラストですか・・・、人の流れはだいぶ変わるでしょうね。
これで渋滞&事故が減ったら、お国はどう考えるんでしょうね?
まあ別の意味で7月から当分高速に乗れないな^^;
ネクスコが進める時間帯別割引は継続されるので、混雑時間が動く程度では?
特にパーキングエリアとかサービスエリアの深夜早朝。
初めてコメントさせていただきます。
いつも楽しく拝見させていただいております☆
私、三沢市のちょっと北に住んでいるのですが、三沢には航空科学館という施設があり、この施設のミス・ビードル号は何度か見に行きました。
しかし、海岸のミス・ビードル号は見にいったことが無く、一度も見に行かず流されてしまったとは、寂しい気持ちです。
9月には、三沢基地で航空際もあるので、自粛で、今年も開催させるか心配です。
仙台も色々と大変だと思いますが、
是非そのときは、いらして下さい^^
おお、a_sさん、いらっしゃいです。
今年こそはの勢いで頑張ってらっしゃるようですから、イベントカレンダーの日付が幻に終わらないことを期待したいですね。
発災から3カ月経ちましたから、あれもこれも自粛と凝り固まっても仕方がないと思います。
こういうのは子どもも大人もわくわくさせられるイベントですから、かりてきて飛ばさず返すなんて、それこそもったいない。
9月はなんとか、近くまで行ってみようと画策します。
それはそうと、7月の連休中日には、山形側の蔵王で、34~38万キロ走行の現役エスクードを並べて走らせる雑誌取材をやります。
めざせ30万キロのTD52Wもご一緒にいかがですか。
借りてきて飛ばさないのは、ちょっと困りますね・・・^^;
山形蔵王で雑誌取材ですか☆
凄いですね。
私のTD52Wは、最近塗装もはげ、フェンダーミラーももげて大変な事態となってなっているので、自粛させていただきます^^;
お誘いありがとうございます。
すごいというか、ちっともすごくなくて、取材してもらうんじゃなくて自分で企画たてて連載やってる家内制手工業です。
一か月おきの締め切りなので、季節感を合わせていくのはちょっと大変なんですけどね。
本日、ミス・ビードル号復元機のエンジン始動したみたいですよ。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110617174320.asp
企画から、取材、掲載と忙しいですね^^;
御見それいたします。
おお、やる気出てきましたね! これはもう復興のシンボルとして飛んでもらわねば。