青影さんの案内によって、林道ツーリングに出かけます。秩父の東方面に出かけるのは久しぶりです。
林道に出かけることについて、最近の周囲の風潮を俯瞰すると、逆に言いたいことがいろいろあるのですが、そういうのは棚上げしておきます。いつもの通り、安全第一でローインパクトな心がけで参ります。
そんなわけで一足先に帰還したので、今日の7コマ。
kawaさんに続いてs.Doさんも、本日TD11Wのノマドを退役させることになりました。明日のツーリングにはあのノマドがやって来ない。というよりここ数回の行事にもれなく参加してくれていたにもかかわらず、ちゃんと写真を撮っておけなかったこと、直に送ってあげられないことが悔やまれます。まあほとんどの場合、知人友人のエスクードの退役時に立ち会えることはないのですが。
kawaさんもs.Doさんも車体色違いの同じゴールドウインながら、アプローチの方向性はかなり異なっています。s.Doさんは一般道飛ばさない中速トルクの使い手です。彼に合わせて走ればだいたい燃費が向上します。トルクの細い4ATであの走りは、実はけっこう難しいのです。
まあしかしノマドは退役しますがs.Doさんは健在ですので、近々再び、いつものようにコーヒー牛乳をドリンクホルダーにのっけてやって来るでしょう。さてさてどんな車に乗り換えるのか、そこは6月に意地でもイベント開催せねばなりませんですね。
最初の1冊を発掘したのは古本屋で、90年代のこと。これを基地内部で片づけ紛失して以来もう20年近くになります。その1冊目はあきらめ再び古本屋巡りを続けてようやく見つけました。86年に出版されたにもかかわらず(たぶん重版してない)初版本でした。
森雅裕さんの小説というのも、あとにも先にもこれ以外知らないし、この「サーキット・メモリー」についても、世間の書評はあまりたいしたことはありません。
僕自身、殺人事件の謎解きものにはのめり込めないので、二度おいしいかと言えばこの記事の表題は便宜的なものです。が、本作は始まりから43ページまで、どこをどう読んでもチャキチャキのオートバイレースもの。ベタでお約束のように筑波サーキット。シーズン終盤の決勝、クラッシュ・リタイア。主人公を取り巻くワークスや身内の相関が風呂敷を広げ、44ページから197ページまで、その世界観の中で殺人事件と解明が展開し、まあそういうミステリーものだから後味の悪い事件の顛末を迎えます。
しかし198ページ目から再び、これまたベタな最終戦の鈴鹿に舞台が戻り、230ページまで、たまったフラストレーションを薙ぎ払う大団円(いくらか演出しすぎ)が残されています。それらは典型的な推理小説の組み立てなのですが、オートバイレースの世界が舞台となっていることで、敏腕の刑事や名うての私立探偵がストーリーテラーとなるよりも余韻で盛り上がれるのです。
ところで、劇中に登場する主人公とライバルの所属チームのみ、物語の構成上「架空のメーカー」となっているのですが、同一チームでありながら4サイクル対2サイクルという構図を取り入れ、架空ながらそれらがNR、NS(そういう時代の小説ですから)、さらにRC172だとかを持ち出してくる。このあたりはマニアックなようで、実はマニアでなくともその気分に浸って行けるようなガジェット選びをしています。
逆に言ってしまえば、ミステリーだけだったら、レースだけだったら退屈だったかもしれない。別要素をうまいことミックスしたことで、余韻の生きてくる一冊になっていると思っています。でもこれ絶版。通販サイトには出ているようですが、さすがにそれは馬鹿らしい価格になっています。
スズキが燃費測定方法の不適切について国土交通省への報告を行うとともに謝罪会見をしてから一週間(とちょっと)。
測定方法の不適切さという点については批判を受けることもやむなしとして、一部の民放が一部の自動車評論家を起用して相良テストコースの不備について攻撃的なコメントを流すなどの波紋を呼ぶかの先週でしたが、巷のスズキユーザーの声をインターネット上で眺めていると
というツイッターやブログの多いこと。あまりに沢山あるのでいちいち抽出はしませんが、それらはすべて、所有する車の平均燃費を掲げており、ことごとくカタログ数値を上回っている。彼らはこれを称して「逆偽装」「スズキはで勝負する気が無い」と笑い飛ばしています。
うわーしまった、うちのクルマには燃費計ついてねーよ。仲間に入れんではないか・・・ と、ちょっと地団駄踏んでる自分ですが、このユーザーさんたちの主張は実にほほえましくも頼もしいことでした。おそらくはメーカーよりもディーラーの方がドキドキしているここ数日だと想像しています。そこに差し入れされた援護射撃としては、これ以上のものはないでしょう。
猫パンチをくらう心配はないようです。
というか、こんだけの数と大きさの肉球に張り手をくらうなんてことは想像したくない(ペガサス流星拳より怖い)
2010年にはデビュー(その年開かれた第1回全日本弁当・惣菜大賞の準大賞を受賞)していたらしい「にくきゅう」ですが、初めてお目にかかりました。
しかし食ってみて分かったけど、爪もない代わりに「具」も入ってないんだよこの指先(笑)。掌底の方には春雨と肉まんの中味らしきものがちょこっと入ってますが・・・