Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

輝く海を♪

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生まれてこのかた、母親のサニー二代以外はエスクードにしか乗せられてこなかったうえ、記憶に残るような乗せられ方、つまり遠出や旅行はすべてエスクードという育てられ方をすると、やはりどこかに車高の高い角ばった形こそが自動車のスタンダードだと刷り込まれてしまうのです。

これは親を選べない子供にとっては幸せなことではないのかもしれません。

霙の場合、それともうひとつ、

「叩くとブリキの音がするような車っていいなあと思う」

これはよくわかりませんが、たぶん古い世代のクルマの見え方なのだろうと解釈すると、合点がいくでしょう。

そんな視点から、今はエスクードを運転してくれていても、親離れの感覚や感情が現れているということは歓迎すべきことです。だから、乗りたい車の目標もぶれていないみたいです。

そんな雌伏のような道を見せつけられると、親としてはどうにかしてやりたいけれど、どうすりゃいいんだろうねえ。幌車の処遇が葛藤の種になりそうです。

Team WESTWIN Warriors#120

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「変な音がするんで開けてみたら、良い具合の焼け方でしたよ」

後藤選手のエスクードはメカトラブルではなく、燃調とのマッチングの問題のようで、ロムチューンの結果きわめてピーキーなセッティングになったことから、パワーバンドの下側から外れると吹けなくなる。という現象が音になって表れているようです。テスト走行で上まで回している音を聞くと、惚れ惚れするサウンドです。

天井知らずというわけには行きませんが、ノーマルのままのJ20Aながら、10000回転は楽に回っているでしょう。島監督曰く

「これ、今なら日本一速いエスクードになりましたよ。その分、下はスカスカです」

試走から戻ってきた川添君に聞くと、

「ロアは3000までですね。それ以下だと話になりません」

面白いのは、やはり後藤君と川添君とではこのエンジンの乗りこなし方が両極です。後藤君はとにか上まで回してパワーバンドを維持する。川添君は下限ぎりぎりまで落としながらもパワーバンドを外さない。

「もうさー、島さん。ドライバーをニコイチしちゃいたいよね」

と言ったら大爆笑でした。

さて本日はTDAなんですが天候が心配。対戦相手もどんどんエンジン載せ替えや過給器搭載のハイパワー攻勢。雨降りだとそれらの戦闘力が絞られるので、ドラテクがモノを言レースになる。

「僕はドライで戦って勝ちたいですよ」

とは川添君のプライド。しかし今回は彼のエスクードは軽量化対策に留まっています。どんな展開になるか楽しみです。

さて当日、天候は台風の通過にもかかわらず保ち続けての本戦。ギャラリーの誰もが二つの感想を口にしておりました。

「これほどガチンコの対決になるレースは今までなかった」

「ところで後藤君は今回から走り方を変えたのか?」

頂上決戦はハイパワー車が群雄割拠し、中でもFINALビースト社長のジムニー改はコース設定タイムの58秒を2秒縮めてくるうえ、最終コーナーから一つ手前の最もテクニカルなコーナーを瞬時に攻略してしまいます。

後藤選手はその様子を見て、本線直前にタイヤをジムニーとおなじマッドに変更。しかしこれが裏目に出ます。もともと後藤選手のゼロカウンターアタックに特化させたエンジンのハイパワー化は、オールテレーンタイヤとのマッチングも考えてのこと。マッドタイヤではわずかにトラクションがかかるようになり、クルマを振り回す際にタイムが落ちるのです。

一方の川添選手は、意外にもメンタリティーにプレッシャーをかけられたようで、背後から迫ってくるジムニー改のカムに乗った爆音に押され、例のコーナーの攻めどころで2速に落とす際シフトミス。最終ラウンドの結果は2位にとどまりました。

「ビーストの社長は私と同い年という経験値を持っているし、四六時中コースを走り込める環境にいますが、それは言い訳でしかない。30代半ばの彼らもまだ手玉に取られてしまうんですねえ」

島監督は苦笑いするばかりですが、後藤、川添両名の動態視力やドライブセンスが錆びているわけではなく、ハイパワー車ゆえに前走していてスピンする場面もあり、彼らはこれを咄嗟に回避する。この咄嗟の回避というのはただ事ではなく「前走車の前に出たら失格」というルールの中で、鼻先三寸のコントロールを繰り出すのです。

これでだいたいのところは読めるのですが、タイヤの選択、2速に入らなかった瞬間という場面こそが今回の敗因でしょう。実際に川添選手は内装をはがした程度の軽量化しかしておらず、その車両で2位に食い込んでいる。それを上回るのはジムニー改のパワーではなく、相手の駆け引きの卓越さです。後藤選手に至っては前日仕上がった車両を無理に、しかも単にタイヤを変えたがためのコントロール性能を落とす結末。もっと自身のバックヤードを信頼すべきでした。

と、加筆をしたらば島監督から連絡が・・・

「いまさっき点検した後藤君のエスクード、パワーステアリングが途中で故障してたらしく、油圧出なくなってました」

あー・・・ そりゃ振り回せないかー。

眩しい空を♪

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変形です。ワンボタンで屋根が格納でき展開する優れもの。

ベースはマーチです。エンジンは1600!

年式だってまだ10年程度遡るだけ。50000キロしか走ってない。

要するにどれをとってもフィガロのそれを高いレベルで満たしている。

実際にステアリングを握らせ走らせましたよ。

日頃使っているエスクードコンバーチブルよりも、運動性が良く、しかも想像以上に小回りも利く。ついでに言えば相場がフィガロの半額。

もうね、これでいいんじゃないの?

 

「良いものだってことはわかります。でも軽快さが伝わってこないんですよ」

 

バッサリと切りつけられました。優しい口調でも怒ってます。

 

「動きは鈍いけど、幌車の方がずっと軽やか感ありますよ」

 

なんかさー、それ喜んでいいのか泣くべきなのかって評価だよなあ。と、わざわざc+cを持ってきてくれた義弟の計らいは打ち砕かれたのであります。

安全地帯。

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二匹いた。

風の通る涼しい日陰で悠々とお昼寝。
いいなー、気持ち良さそう。

で、何が安全なのかといえば
こんなトコだから。

人に捕まる心配なし。

雨水貯留槽の横なので常時施錠ね。

楯と剣

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エスクードとは昔のスペインとスペイン語圏の中南米諸国とポルトガルで使用されていた通貨単位です。
古スペイン金貨のイメージとそうした時代のロマンや冒険心をイメージして名付けられました。

 

というメーカー公式ツイッターの解説は、車名の由来において間違ってはいませんが、「通貨単位です」と言い切ってしまうのはいささか乱暴。ましてやこの三行目の記述はもう強引な繋げ方したもんだよと、デビュー当時から感じています。

言葉の由来をもう少し紐解くと、エスクード(ESCUDO)が「楯」あるいは「盾」を意味するスペイン語圏の言葉だということがわかります。そこから通貨単位に流れていくのには、中世ヨーロッパ以前から楯に描かれた紋章との繋がりがあるのではないかと思います。この紋章をエスカッシャンと呼ぶのですがそっちまで紐解き始めると長くなるのでそれは別の機会に譲ります。

要するに、エスクードという単語には、通貨単位と古スペイン金貨以上の深みがあるということです。

そこで、どうせ強引にこじつけるなら、楯があるなら「剣」もあるだろうよ。という着眼なのですが、こちらはスペイン語で表すとエスパーダ(ESPADA)。その昔、といっても50年前から40年前にかけて、その名を冠した自動車を、ランボルギーニが作っておりました。

 

V12気筒4000ccという「いかにも」な、しかし4シーターのグランツーリスモでした。この車のデザインは、マルチェロ・ガンディーニによるものです。

お、っとガンディーニが出てくるわけです(作為的展開)。30周年記念企画webに掲載した「エスクード誕生物語」に記されている通り、ガンディーニはカーデザイナー羨望の的ともいうべき巨匠。でもワゴンRにも乗っているという、割とスズキとはビジネスライクなばかりか、市販はされませんでしたがエスクードのレジントップのキャノピー(プロトタイプ)を手がけました。

奇しくもエスクードはエスパーダが生産中止された10年後に誕生するうえ、エスパーダ自体が日本国内でどれほど現存しているかもわかりませんので、まあそれ以前に「剣と楯」なんて発想で取り扱おうなんて車雑誌もなかったのよ。

カタオカデザインのエスクードとガンディーニ作のエスパーダ。そのシルエットは対極であり、それぞれその名をよく表しているように感じられます。

何にチャレンジ?

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消印もずれてるが・・・

とある取引先からの封書。
消印が掛かりそうで掛からない微妙な位置に貼られる切手。
・・・いつもなんだなこれが(笑)
今回は消印の方がずれてたみたいだけど。
たまに丸い消印が押されて届きます。(多分手押し)
それって、局員さんが見分けてるのかしら?
それとも機械が「これダメ」ってはじくのか?

こりゃもう無能の予定調和

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2199だけ情にほだされたけど、そこで再凍結し訣別しといてよかったわというビジュアルです。もっとも、2202は頑なに観ておりませんから批判などできる立場ではないのですが、これ(第六章)はすごいわ。宇宙戦艦ヤマトがなぜ戦艦大和の形を模しているのか(つまり2199では海底に沈んだ旧戦艦を改修したわけではないから)の説明を端的に示す、ヤマト級の設定! やりたい放題に進んでいくこと請け合いな展開じゃないですか。ぼちぼち「駄作の香り」「嫌な予感が」の声も聞こえていますが、第五章まで観ちゃった人を慰めるなら「これらすべて予定調和ですよ」と。だって「さらば宇宙戦艦ヤマト」以降の復活編まで、やる度やるたび不特定多数の怒りを買ってきたじゃないですか。それさえも忠実に受け継いでいるってことですよ、きっと。しかもですよ、二番艦の存在は、遠い将来、第十七代宇宙戦艦ヤマト「の次」にまで繋げられるかもしれませんよ。ヤマトはあと五十年は戦える!

 

そして入庫ちう。

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今回はアトレー。

怪しい振動がおさまらないのまちゃんは桶川へ。
結構前からぷるぷるいってたんですが。
エンジン・・・は普通に回ってると思うんだけど。
何なのかなあ???

トシがトシだし、一旦預かってもらったらいつ戻ってくるか判らないのでねぇ(笑)取り敢えずイベント終了まで頑張ってみました。
ついでに、接触が悪くて開いたり開かなかったりする集中ドアロックも・・・直さずキーレス付けてもらう事に。今更感満載ですが(汗)

さぁ。いつ戻って来るかしらん。

真に受けてはならないこと

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もうずいぶんとクロスカントリーの真似事走行に出かけていませんが、先達のエスクード乗りは伸びない足まわりをいかにして自在に動かすかを考え、足まわりの構造自体は改編せずにモデファイを繰り返しドラテクを磨いて、難コースに挑んでいました。

ランクルやパジェロの足を括り付けるなどもってのほかで、それやったら何でもありだろうと、彼らのプライドが許さなかったのです。

昔話をしてもせんないので、その難コースのひとつですが、書いてあることは何一つ間違っておりません。しかし、ある意味これを別の視点で真に受けてはなりません。

という時代になっちゃったね。

この看板が今なお健在かどうかは不明です。

人間の都合だけど。

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〝巣〟ですねぇ。

一生懸命作ったんだろうに。

この電柱の下に張り紙が・・・

いつ撤去作業なんだろか。