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  ~懲りない傾向~

12日はひょっとするとこっちがメインになるかも

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クロさんのエスクードハードトップが、新車登録から30年を走り抜いて惜しまれつつ退役となります。ワンオーナーで約26万キロの個体は各部の疲れと故障を背負いながらも、先月末のラストラン撮影を気丈に走ってくれました。任意保険の満了が初代エスクードデビューの5月25日だったということには数奇な縁を感じます。これにて彼女のエスクードは長いお暇に入り、以降は新しいクルマにスイッチされるそうです。

その話はまたいずれ。で、クロさんに何か記念品の一つも進呈したいなと思い、基地の倉庫を家探しして見つけ出したのがブラーゴ社のビターラレイドと呼ばれるミニカー。昔、都内のミニカー屋さんに頼んで輸入仕入れ業者から買い占めたものがまだいくらか残っていました。現在も流通しているかどうかは知りませんが、先日某所の個人出品価格を見たら「てめーふざけんじゃねーぞ!」という価格になってました。

しかしこれだけだと用意した袋がスカスカなので、緩衝材がわりも忍び込ませておりますがまあそれはいいとして(いいのかよ)、振り返ってみると先の撮影において、僕は全行程で1mも運転していません。なにを横着しているんだと言われそうなタネ明かしをするまでもなく、週末関東人の協力を得ての撮影でした。いやあ、運転しないで撮影に専念は楽です。にもかかわらず撮れた写真がろくでもないものばかりでした。

SIDEKICKさんはこの日、TD61W用のアルミホイールを届けてくれました。これは俗に「11系用アルミ」と呼ばれますが、実は51系が登場した時のカタログにおいて、61Wにはこのホイールを取り付けたものが使われているので、「V6・ディーゼル系」と呼んでもいいのかもしれません。今頃話題にもならない話題ですが、クロさんの新しいクルマが情報解禁されるまで待ってたので遅くなっちゃいました。え?まだ解禁前? そういうことなら12日の主役にしちゃおう!

 

無い知恵を絞った20年前

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2004年5月2日、つくばーど®の看板行事の一つになっている「Bレイド」の第一回目が、静岡県浜松市で開催されました。初期のBレイドは僕とだいすけさんとで交互にルート設定と幹事進行役を担当していたので、第一回目はクイズラリーを提案してくれただいすけさんのコーディネートでこれを進めていただき、ワゴンRワイドやジムニーの参加者もいたので「第三回目のSUZUKIっずミーティング」を僕とSIDEKICKさんで仕掛けていました。

Bレイドは、おおむね100キロの道のりに10か所程度のチェックポイント(CP)を設定し、開催一週間前にルートとCP問題を参加者にウェブ経由で配信してPC上で試走をやってもらう仕組みとしました。事前の実走は禁じられています。仮想試走において解析できる問題を解けた人はそのCPをスルーできますが、たいていの場合現地に行かないと答えがわからない落とし穴や、参加者が全員通過を確認するためタスクと呼ぶゲームも催しました。

このクイズラリーは、最終的に伏せられたゴールを探して着順と問題の回答率で総合順位が決まっていきます。勢いのあった時代で、2004年は翌月にも房総半島で第二回目を僕のコーディネートで設営するという荒っぽいことをやっていました。本線に参加する人も大変ですが、ルートと問題を考え実際に走る方も手間がかかるのです。そのくせ仕掛ける方が面白いもんだから2006年には三回も開催し、その都度沢山の参加をいただけました。

当時のインターネットをうまく活用できたことが、行事として定番化できた要因ですが、ネットコミュニケーションや移動体通信の発達と変化によって、現在あちこちで開かれているクイズラリーに比べるとかなりアナログで非合理性が際立ちます。つくばーど®がSNSを使わないことで、この手のコミュニケーションも陳腐化していることを感じます。なにより参加者の生活環境も変わったので、当時ほど大勢のエントリーも無くなりました。

林道ツーリングやクロカン遊び、バーベキューといった行事は既に定着していながら、そういったものに敷居の高さを訴える人もいらっしゃった頃。でも車のコミュニティだし、開催地まで移動してもらう負担は大きいけれど、ドライブとゲームを組み合わせて何かができないかといった、無い知恵を絞っての企画でした。開催できなかった年もありますが、なんだかんだで20年経ったので、ことしは三年ぶりにやってみたいなと考えています。

 

つくばーど®inらいとにんぐ天狗の森01

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1993年式のTA01Wに乗っているクロさんが初めてつくばーど®というかESCLEVのイベントにやってきたのは、2018年に開いたスズキエスクード誕生30周年のミーティングでした。この頃すでに車体の各所に故障が起きていて、部品の調達やメンテナンスの情報を得られず「えいやっ」の思いで飛び込んでこられた彼女は、昨年時点で新車登録ワンオーナーで長くこのハードトップを愛でていたのですが、いよいよ来月退役させることとなりました。

そういうことならと、クロさんのエスクードが走る姿を記録として残そうと、これから告知する五月予定の「つくばーど®inらいとにんぐ天狗の森」よりも前倒しでATAGO FOREST HOUSEのコーヒーをいただき、林道に分け入るルートを設定、テンロクエスクード同士で出かけてきました。山はすっかり初夏の様相で、連休ということもあり待ち合わせたFORESTHOUSEも盛況です。ここから久しぶりに裏山本線と分岐を経由して隣町の麓まで峠を二つ越えてきました。

ルートの大半は舗装道路。ハイカーのやって来ない道筋を考え途中で枝線も使いダートでの撮影も行ったのですが、陽射しを遮る森の中で光量が足りずけっこう手振れか後ろピン(それは下手くそだからだなあ)と、せっかくのチャンスを活かすことができません。テンロクショート2台で走るシーンも最近では貴重だったのに、300カット近く撮ってまともなのは一割くらいという体たらくをやらかしてしまいました。

クロさんはこの林道縦走は初めてのコースだったのですが、隣町に降りて休憩ポイントのコンビニエンスストアに辿り着いたら「このお店、立ち寄ったことあります」って、なんで知ってんのよびっくりだよのリアクションをさせられましたよ。こちらの想像以上の行動範囲を有しているようです。うーん、もっと以前に林道ツーリングにお誘いすれば良かった。まあ次のクルマもそういうお出かけができるやつだというので、お披露目ツーリングも楽しみです。

 

こいつか!

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謎のドッペルゲンちゃんっ

フィガロの昨今 019

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石川県小松市にある日本自動車博物館で、パイクカーミーティングが開催されるというので、やじうま根性が湧いて出て、霙に車を借りて一泊2日で見に行っちゃおうかなと邪な考えに及んだわけです。

 

 

「何を寝ぼけているんですか。車検ですよシャケン!」

というお言葉であえなく玉砕・・・

何でそんな時期にぶつかってくるんだよぉ。でも開催日の数日後まで車検満了来ないじゃんっ!

「連休前にやっておかないと休みに乗れないじゃないですか。20日にはもう預けてます」

抵抗するも返り討ちとなりました・・・

そしたら幕張メッセで本日から開かれる「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」にも、フィガロがS13シルビア、HP10プリメーラと肩を並べて展示されるとか。小松へ行くよりはるかに近いんだけれど、こっちが仕事で群馬とか山梨だわ。それにしても昨年日産が行ったヘリテージカー総選挙とやらでこの3台が選ばれたそうですけど、80年代から90年代にかけて絞ったら(総選挙での括り)、こういう顔ぶれになるんですね。フィガロってそういう価値観見出されているんだ。

まだ気が早いですがつくばーど®in妙高高原17開催予告

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何が気が早いかって、開催予定が7月13日の土曜日一泊だからですが、宿の予約も入れなくてはなりませんし、参加者各位へのスケジュール調整も必要と思われるからです。

なんで5月にやらないの? という疑問点については、その頃はまだ杉野沢林道が冬季閉鎖中なのです。もっとも能登半島地震の影響が新潟県にも及んでいるでしょうから、雪崩以外の崩落はあるかもしれません。

行事としての妙高高原復帰であると同時に、ここでのつくばーど®がことし20年目を迎えることもありまして、引き続きコロナウイルス対策には万全を期し(宿の方もいろいろと設備投資しておられます)、フル規格のツーリングイベントにしたいと思います(ただ、とん汁のほうは店が有名になりすぎて大挙して行けなくなってますので、別のところを提案します)。後日、正式に開催告知を行います。ぜひ予定を空けてください。

つくばーど®in岩間34

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月曜日の雨霰という天候急変を思うと、週末はピンポイントに花見日和になっていました。土曜日ほどの暑さでもなく、予報されていたような黄砂もつくばーど基地周辺には襲来せず、全体的には三分咲きとはいえ見応えはあったでしょう。

「3月31日? それ早いよ」と、提案してくれたSIDEKICKさんには苦言を呈していたのですが、結果オーライです。

春らしい陽気の下、つくばーど®in岩間34を無事に開くことができました。らいとにんぐつくばーど基地にしなかったのは前2回がそれだったので、3回連続はいやだなあと34回目の岩間にさせてもらいました。岩間だったらカレーライスという定番献立があるけれど、それも前回やっちゃったので、浜名湖産の蒲焼を釣って(←しつこい。蒲焼なんて釣れるもんかい)、沢山のサイドメニューとともに堪能しました。参加してくださった皆さん、ありがとうございます。

唐突ですが花見っぽいつくばーど®のお知らせ

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「花見はどうします?」というSIDEKICKさんの問い合わせに、20日時点でのソメイヨシノの蕾の状態からまだ早かろーと思ったのですが、

「31日にどうですか!」

と提案されてしまいました ←ヒトのせいにするな

この1週間でどこまで開花するかわかりません。ここに出している桜は、何年か前の3月31日に撮ったものですから、これくらい咲いてくれれば言い訳も立ちますが、こんな3月末もありましたので、まさかの天候になったら言い出しっぺと僕は袋叩きにされる覚悟でお知らせすることとなりました。いやそんなことより来てくれる(かな?)という人の予定を今からこじ開けようという魂胆がもはや「いいかげんにしろよっ」な気がしてなりません。

なにしろ大気の状態も不安定で強風が北から吹いてきて気温も下がっています。今週末の天気は芳しくなく、暖かくなるのは来週中盤からと予報されているので、ほんとに時間の余裕がありません。かすみがうら市あたりではダウンバーストのような雲が立ちふさがっていました。こういった雨風で樹木の成長も加速されはするのでしょうけど、こればかりは一週間経過してみないとなんとも言えないのが事実です。

さらに言えば、天狗の森の桜祭りがなんだか知らないけれど人気が出てしまい、警備もうるさくなって、あずまやはじめ全山に煮炊き禁止令がかかってしまったので(現地で花見って他の人たちはどうやるんだろう)、お花見してきてもらってつくばーど基地にて宴会を組み合わせるしかありません。宴会って、何を作ればいいんだ状態で、「とりあえず浜名湖で蒲焼を釣って来てくれぃ」などととち狂ったことをやりとりしています。釣れるか蒲焼なんか(笑)

そんな唐突にふざけた告知ですが、来てくれるという人は雷蔵までご連絡ください。当日は11時スタートといたします。

←ここにメールをどうぞ

帰還5年目の日

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仙台での単身赴任が終わり、地元に戻って5年目の3月11日が巡ってきました。さらに遡ることあの年、それこそ発災の5日前に東北在住最初のつくばーどを開き、仲間たちと宮城県北まで熊そばを食いに出かけていました。僕などはその前日、岩手県の釜石にいたのです。今振り返っても1週間ずれていたらえらいことになっていたと思いますが、震災が無かったらもう少し積極的にツーリングイベントを仕掛けていられたなあと、不謹慎なことを書けるようになりました。

先日のこと、BS放送のバラエティ番組でこの「狩人」が紹介され、店主が元気に過ごしていらっしゃるのを見ることができました。お店のある栗原あたりは震度7の地震を受けた地域で、内陸被災地でした。震災後は沿岸被災地での仕事に忙殺され、お店にはツーリング後一度しか訪ねていけませんでしたが、お店も店主も健在だと知り、ほっとしたのもつかの間、この番組ではご主人自ら「もう高齢なので、もうじき店は仕舞います」と話していて、そうだよなーと月日の流れを痛感しております。

自分の中では、帰還して5年も経過するとやはり被災のことは風化しています。この間、あちこちで未曽有の災害が続く今日。自分自身の被災者だったという事実は、ある意味棚の奥に片付けてもいいのかと感じます。

往生際の悪いやつもいるってことで 和邇さんの手記076

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コンプレッサーのリビルド作業が終わり、積載車で桶川入りしていたのですが、再就役への点検整備も済みお迎えに行ってまいりました。
昨年末は ホントに諦めモードだったんですよ。
コンプレッサーはリビルド品も見つからず、結局3個イチで修理してもらいました。
まだまだ廃れちゃいませんよ、日本人の職人技は️👍️

和邇さんのサイドキック2号は1号からの最後のパーツ移植を受け、正真正銘これが真打のサイドキックとなったにもかかわらず、移植直後にそのコンプレッサーが破損して昨年下期を過ごしておりました。

試運転を兼ね 圏央道を のんびり巡航して、ジムニー歴史館とAPIOを訪ねてきたそうで、機関は順調に動作しているとのことです。お互い往生際の悪さは折り紙付きです。うちのエスクードも昨年下期は、こりゃもういかんかなあという考えがよぎりましたから。