アイドリングのばらつきによる排気の息つき、その排気音の「これ純正マフラーなのか?」疑惑、クーラント漏れなどぼちぼち古い車の宿命を背負い始めた霙ですが、クーラントに関しては補充用パックを持ち歩いているという、「さすが雷蔵の娘」「いや俺そんなに用心したことない」などと話題にもなっていたフィガロの応急処置。しかし機械的な不調までは彼女の手に負えないため、主治医のところへ預けたのが7月の半ばのことでした。
修理できるところは修理してもらいアイドリングは落ち着き、排気系から来るらしい振動もある程度おさまりました。ほとんどが各部品を固定しているОリングや受け側の樹脂の劣化によるがたつきが原因。本来ならタービンも外して手を入れたいところでしたが、それをやって要らぬ部分の樹脂部品が粉々になるかもしれないと、最小限の交換で様子見です。金属部品は出るのですが、樹脂はホースも含めて欠品だらけです。
そんなある日、明るいうちに帰宅してきた雫さんから電話が入り、
「エンジンかかっていないのにブレーキランプが点灯してる」
と車庫にあるフィガロの写メも送られてきました。僕の出勤時にも雫さんの出勤時にも異常はなかった。エンジン始動させてもらったら元気にかかったというのでそのまま主治医のところに乗って行ってもらいました。
という続報と写メ。床に樹脂の部品が割れて落ちていたそうな。ブレーキペダルの一部についている緩衝材で、経年劣化とこの暑さで割れて外れてしまい、ランプだけでなくブレーキ警告灯まで点灯させていたようです。別の類似部品で応急手当てしてもらったのですが、まったくこの暑さには困らせられます。