去年に引き続き、ごろごろと実が生った枇杷。 何個か枝葉のスレで抉れてしまったけど 無事に色づいたので新月サンが採ってくれました。 今宵のデザートだー❤
豊作♪
6月 5th, 2025 Posted in 03風花通信, 06美味しいことは最高だ
6月, 05 2025
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6月, 05 2025
二十四節気の芒種、米や麦など穂の出る穀物の種を蒔く時期。その初侯を「蟷螂生」と呼びますが、苗代で苗づくりしてから田植えに至る日本の稲作だと、稲の種を蒔く様子はあまり見たことがありません。実際に苗代の時期もずっと早まっているはずです。カマキリが暦の上で結びついてくるのも芒種という言葉とは別のアプローチのような気がします。ただ、カマキリの多産すぎな孵化は出産に関する吉。両腕(前脚か?)の鎌は豊作に通ずる吉と云われているそうです。
子供のころ、木の枝ごとカマキリの卵鞘をとってきて孵化の様子を観察したことがありましたが、わらわらと生まれてくる幼体の数えようのない有様に子供の僕は面白がり、大人は困惑した顔だったことを覚えています。今思えば、あの生命活力は確かにすごい。
大半の幼体が別の生き物に捕食されてしまうため、数で対抗するという遺伝子の神様もよく考えたものだと。しかも成虫になったら捕食の立場も入れ替わるんだから、あれが人間大でなくてほんとに幸いしています。
今年の芒種の時期は21日くらいまで。そこから先には夏が待ち構えています。